データベース・オブジェクトの削除

この手順に従って、Oracle GoldenGate Extract構成内のソース・データベースからサプリメンタル・ロギングおよびOracle GoldenGate CDC Cleanupオブジェクト(SQL Server用)を削除し、Replicat構成内のチェックポイント表を削除します。構成によっては、特定のステップやコマンドが該当しない場合もあります。

ソース・システムで:

  1. システム管理者として、またはOracle GoldenGateコマンドを発行する権限とオペレーティング・システムからファイルおよびディレクトリを削除する権限を持つユーザーとしてログオンします。

  2. Oracle GoldenGateディレクトリからggsciを実行します。

  3. すべてのOracle GoldenGateプロセスを停止します。

    STOP ER *
  4. Managerプロセスを停止します。

    STOP MANAGER
  5. GGSCIで、DBLOGIN(ダウンストリーム・マイニング・データベースからデータベース・ログマイニング・サーバーを削除する必要がある場合はMININGDBLOGINコマンド)を使用してデータベースにログインします。[MINING]DBLOGINには、dbms_goldengate_auth.grant_admin_privilegeプロシージャで付与される権限が必要です。

    [MINING]DBLOGIN USERIDALIAS alias
  6. GGSCIで、構成に応じて次のコマンドのいずれか、またはすべてを実行します。

    • スキーマレベルのサプリメンタル・ロギングを無効にします(ワイルドカードは使用できません)。

      DELETE SCHEMATRANDATA schema [NOSCHEDULINGCOLS | ALLCOLS]
    • 表レベルのサプリメンタル・ロギングを無効にします。

      DELETE TRANDATA [container.]schema.table  [NOSCHEDULINGCOLS | ALLCOLS]
    • (双方向構成)Oracleトレース表を削除します。

      DELETE TRACETABLE [container.]schema.table
    • (クラシック取得構成)ログ保存を無効にします。DBLOGINには、ログ保存オプションに示した権限が必要です。

      UNREGISTER EXTRACT group LOGRETENTION
    • (統合キャプチャ構成)Oracleマイニング・データベースから、ログマイニング・サーバーを削除します。

      DELETE EXTRACT group
      UNREGISTER EXTRACT group DATABASE 
  7. 次のOracleプロシージャを実行し、クラシックと統合の両方のプロセスについて、Oracle GoldenGate管理ユーザーから権限を削除します。

    dbms_goldengate_auth.revoke_admin_privilege('ggadm')

ターゲット・システムで:

  1. Replicatを停止します。
    STOP REPLICAT group  
  2. データベースにログインします。
    DBLOGIN USERIDALIAS alias
  3. (統合Replicat) Replicatグループが削除され、ターゲット・データベースからインバウンド・サーバーも削除されます。
    DELETE REPLICAT group
  4. (非統合Replicat)DELETE CHECKPOINTTABLEコマンドを実行して、Replicatチェックポイント表を削除します。
    DELETE CHECKPOINTTABLE [container.]schema.table