WHERE句を使用した行の選択
WHERE句で次の表に示す要素のいずれかを使用し、条件文に基づいて行を選択または除外(あるいはその両方)します。各WHERE句は、カッコで囲む必要があります。リテラルは一重引用符で囲む必要があります。
表8-4 許可されているWHERE演算子
| 要素 | 例 |
|---|---|
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列名 |
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数値 |
-123, 5500.123 |
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リテラル文字列 |
'AUTO', 'Ca' |
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組込みの列テスト |
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比較演算子 |
=, <>, >, <, >=, < |
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結合演算子 |
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グループ化用カッコ |
複数の要素の論理グループ化用に開きカッコと閉じカッコ( )を使用します。 |
Oracle GoldenGateでは、マルチバイト文字セットまたはローカル・オペレーティング・システムの文字セットと互換性のない文字セットを含む列に対して、FILTERをサポートしていません。
算術演算子および浮動小数点データ型は、WHEREではサポートされません。より複雑な選択条件を使用するには、FILTER句を使用するか、ユーザー・イグジット・ルーチンを使用します。詳細は、「ユーザー・イグジットを使用したOracle GoldenGate機能の拡張」を参照してください。
WHEREの構文は、TABLE文でもMAP文でも同じです。
TABLEtable, WHERE (clause);
MAPsource_table, TARGETtarget_table, WHERE (clause);