ジャーナル・パラメータの設定
Extractプロセスによるデータの取得をサポートするには、少なくとも次のジャーナル・パラメータの設定が必要です。
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レシーバの管理
(MNGRCV): *SYSTEM -
レシーバの削除
(DLTRCV): *NO -
受信者サイズ・オプション
(RCVSIZOPT): *MAXOPT2(*MAXOPT2を使用するとジャーナル順序番号が足りなくなる場合は、ETROLLOVERでALTER EXTRACTを実行する必要がないように、*MAXOPT3が推奨されます。) -
ジャーナルの状態
(JRNSTATE): *ACTIVE -
項目固有のデータの最小化
(MINENTDTA): *NONE -
固定長データ
(FIXLENDTA): *USR
次の例に、これらの属性をライブラリLIB1のジャーナルJRN1に設定するコマンドを示します。
CHGJRN JRN(LIB1/JRN1) MNGRCV(*SYSTEM) DLTRCV(*NO) RCVSIZOPT(*MAXOPT3) JRNSTATE(*ACTIVE) MINENTDTA(*NONE) FIXLENDTA(*USR)ノート:
ジャーナルの属性を確認するには、コマンドWRKJRNA JRN(LIB1/JRN1) DETAIL(*CURATR)を使用します。
ジャーナルのパラメータが、推奨された設定値に設定されている場合、ジャーナルの項目に、Oracle GoldenGateの処理が行われるのに必要な情報がすべて含まれることが保証されます。これらの設定で、システムによって、ジャーナル・レシーバが自動的に削除されず、Extractが古いデータを処理する必要が生じた場合に備えて保持されることも保証されます。