DB2 z/OSについてサポートされているオブジェクトおよび操作

この項には、Oracle GoldenGatでサポートされるデータベース・オブジェクトおよび操作のタイプをリストします。

  • 最大512KBの長さの行を含むDB2 for z/OS表でのDML操作の抽出とレプリケーション。このサイズは、DB2の最大行サイズを超えています。

  • IBM LOADユーティリティによるINSERT操作は、ユーティリティがLOG YESおよびSHRLEVEL CHANGEで実行されており、ロードされるソース表でDATA CAPTURE CHANGESが有効(Oracle GoldenGateで必要)で、この表がOracle GoldenGate Extract構成で指定されている場合、変更の取得についてサポートされます。Oracle GoldenGateでは、初期同期中にターゲット表をインスタンス化する、LOADユーティリティを使用した初期ロードもサポートされています。

  • Oracle GoldenGateでは、データベースによってサポートされている、表ごとの最大列数がサポートされています。

  • Oracle GoldenGateでは、データベースによってサポートされている最大列サイズがサポートされます。

  • DB2のデータ圧縮(CREATE TABLESPACE COMPRESS YES)を使用して格納されたデータの抽出およびレプリケーション。

  • 一時履歴表からの取得がサポートされています。

  • TRUNCATE TABLEはサポートされていますが、このコマンドでは、行の削除を発行して切捨てを行うため、Oracle GoldenGate統計で削除として表示され、切捨て操作として表示されません。TRUNCATEをレプリケートするために、ReplicatプロセスではWHERE句を指定しないDELETE操作を使用します。

  • TRUNCATESはDB2 for z/OSソースから必ず取得されますが、IGNORETRUNCATESパラメータがReplicatパラメータ・ファイルで使用されている場合、Replicatによって無視されます。

  • EBCDIC表のUNICODE列がサポートされています。

  • SHOWTRANSでサポートされるオプション:
    SHOWTRANS [transaction_ID]  [COUNT n]
    [DURATION duration unit] 
    [FILE file_name] |

    transaction_IDcountは、同時に指定できません。

    transaction_IDdurationは、同時に指定できません。

  • SKIPTRANSFORCETRANSでサポートされるオプション:
    SKIPTRANS transaction_ID  
    [FORCE] FORCETRANS transaction_ID  [FORCE]