サポートされているPostgreSQLデータ型
Oracle GoldenGateでサポートされているPostgreSQLデータ型とこのサポートの制限事項を示します。
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bigint -
bigserial -
bit(n) -
bit varying(n) -
boolean -
bytea -
char (n) -
cidr -
citext -
date -
decimal -
double precision -
Enumerated Types -
inet -
integer -
interval -
json -
jsonb -
macaddr -
macaddr8 -
money -
numeric -
real -
serial -
smallint -
smallserial -
text -
time(タイムゾーンあり/なし) -
timestamp(タイムゾーンあり/なし) -
uuid -
varchar(n) -
varbit -
xml
サポートの制限事項
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char、varchar、textまたはbyteaデータ型の列が主キーまたは一意キーの一部である場合、これらの列の個々の最大長が8191バイトを超えることはできません。 -
主キーの一部である、データ型
CITEXTの列は、8000バイトのサイズまでサポートされています。CITEXTの列は、8000バイトを超えており主キーの一部である場合はサポートされません。 -
real、double、numeric、decimal: NaN入力値はサポートされていません。 -
bit/varbitデータ型には、次の制限事項が適用されます。-
最大4kの長さがサポートされます。4kより大きい長さの場合、データは切り捨てられ、下位の4kビットのみが取得されます。
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ソースのbit(n)列は、PostgreSQL以外のターゲットの文字型の列にのみ適用でき、PostgreSQLターゲットの
char型またはbit/varbit列に適用できます。
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次の制限事項は、タイムゾーンを指定した
timestampとタイムゾーンを指定しないtimestampの両方に適用されます。-
データ内にBCまたはADタグのある
timestampデータはサポートされていません。 -
1883-11-18 12:00:00より古い
timestampデータはサポートされていません。 -
YEARコンポーネントの数字が4桁を超える
timestampデータはサポートされていません。 -
timestamp列のInfinity/-Infinity入力文字列はサポートされていません。
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intervalを使用する場合の制限事項は、次のとおりです。-
interval型の列からの混合記号intervalデータの取得はサポートされていません。Extractパラメータ・ファイルでDBOPTIONSALLOWNONSTANDARDINTERVALDATAを使用すると、混合符号intervalデータ(またはOracle GoldenGateでサポートされない他の形式のintervalデータ)を文字列(標準のintervalデータではなく)として取得できます。次に、Extractパラメータ・ファイルで
DBOPTIONSALLOWNONSTANDARDINTERVALDATAを使用して証跡ファイルに書き込まれるデータの例を示します。
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+1026-9 +0 +0:0:22.000000は、1026年、9か月、0日、0時間、0分、22秒と解釈されます。 -
-0-0 -0 -8は、0年、0か月、0日、8時間として解釈されます。 -
+1-3 +0 +3:20は、1年、3か月、0日、3時間、20分と解釈されます。
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Replicat: ソースintervalデータが
DBOPTIONSALLOWNONSTANDARDINTERVALDATAを使用して取得され、証跡に文字列として書き込まれた場合、対応するソース列はターゲットのcharまたはbinary型の列にマップできます。 -
dateの制限事項は次のとおりです。-
データ内にBCまたはADタグのある
dateデータはサポートされていません。 -
date列のInfinity/-Infinity入力文字列はサポートされていません。
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text、json、xml、bytea、char (>8191)、varchar (>8191)の列はLOB列として扱われ、次の制限事項があります。-
GETUPDATEBEFORESを使用する場合、LOB列の変更前イメージは記録されません。 -
NOCOMPRESSUPDATESを使用する場合、LOB列は変更された場合のみ変更後イメージに記録されます。
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浮動小数点数の範囲および精度のサポートは、ホスト・マシンによって異なります。通常は有効桁数が16桁の精度ですが、データベースのドキュメントで想定されている近似について確認してください。Oracle GoldenGateでは、サポートされる精度を超える値は丸められるか切り捨てられます。