追加データを例外表にマップするためのツール
次に示すのは、追加列に値を移入するためにCOLMAP句で使用できるツールです。
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ソース列の名前および定義が例外表のターゲット列のものと同一である場合、明示的にマッピングを行う名前のかわりに
USEDEFAULTSキーワードを使用できます。それ以外の場合は、それらの列をCOLMAP句でマッピングする必要があります。たとえば:COLMAP (exceptions_col1 = col1, [...])
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ソース行の変更前イメージを例外表の列にマップするには、証跡レコードから列の変更前イメージを取得する
@BEFORE変換関数を使用します。次の例は、@BEFOREの使用方法を示しています。COLMAP (USEDEFAULTS, exceptions_col1 = @BEFORE (source_col1), & exceptions_col2 = @BEFORE (source_col2), [...])
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ターゲット行の現行イメージを例外表の列にマップするには、
SQLEXEC問合せを使用してイメージを取得し、COLMAP句でqueryID.column構文を使用して問合せの結果を例外表の列にマップします。COLMAP (USEDEFAULTS, name_current =
queryID.name, phone_current =queryID.phone, [...]) -
タイムスタンプ、データベース・エラー、その他の環境情報をマップするには、該当するOracle GoldenGate列変換関数を使用します。たとえば、次の例では実行時の現行タイムスタンプをマップしています。
res_date = @DATENOW ()
例外MAP文のCOLMAP句でこれらの機能を組み合せて詳細な例外表にデータを移入する方法は、例外表の追加の列を含むサンプル例外マッピングを参照してください。
これらの例で示したパラメータおよび列変換関数の使用方法と構文については、Oracle GoldenGateリファレンスfor Windows and UNIX を参照してください。