Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGate Classicのインストール

Oracle DatabaseのためのOracle GoldenGateはOracle Universal Installer (OUI)からインストールされます。OUIは、Oracle GoldenGateのバイナリと作業ファイルをインストールするために必要な入力を求めるグラフィック・インストール・プログラムです。Oracle GoldenGateが動作する正しいデータベース環境も設定します。

OUIは、OUIおよびOracle GoldenGateでサポートされるすべてのLinux、UNIXおよびWindowsプラットフォームで使用できます。

Oracle GoldenGateのインスタンスは、1つのOracle Databaseメジャー・バージョンのみで、指定した任意のOracleホームにインストールできます。たとえば、Oracle Database 11.2と12.1を使用している場合は、それぞれにOracle GoldenGateをインストールする必要があります。これは、同じメジャー・リリース内のデータ・パッチ・レベルには適用されません。同じまたは異なるデータベースの場合は、同じホストにOracle GoldenGateの複数のインスタンスをインストールできます。

インストーラは、選択したデータベースに関連付けられる中央インベントリにOracle GoldenGateホーム・ディレクトリを登録します。OUIを使用して製品がインストールされている場合、インベントリには、ホストにインストールされるすべてのOracleソフトウェア製品の情報が格納されます。

  1. Oracle GoldenGateのインストール先のシステムおよびディレクトリに、Oracle GoldenGateインストール・ファイルをコピーして抽出します

    ノート:

    パスに空白を含めることはできません

  2. 次のいずれかのインストール方法を使用してインストールします。

    • OUIを使用した対話型インストールの実行

    • OUIを使用したサイレント・インストールの実行

  3. このディレクトリから、GGSCIプログラムのggsci.exeを実行します。LinuxおよびUNIXの場合は、コマンド・シェルを開いてggsci.shを実行します。

    Windowsの場合、システムのユーザー・アカウント制御の設定によっては、管理者としてggsci.exeを実行する必要があります。実行可能ファイルを右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

  4. GGSCIで次のコマンドを発行して、Oracle GoldenGate作業ディレクトリを作成します。

    CREATE SUBDIRS
    
  5. GGSCIを終了します。
    EXIT