Oracle以外のデータベースのためのOracle GoldenGateへのパッチ適用
次のステップでは、Oracle GoldenGate用にリリースされたOracle以外のデータベースのパッチをインストールする方法について説明します。
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(ソースおよびターゲット・システム)ソース・システムとターゲット・システムの現在のOracle GoldenGateインストール・ディレクトリと、クラスタ内の共有ドライブにインストールしたすべての作業ディレクトリ(該当する場合)をバックアップします。
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(必要に応じて、ソースおよびターゲット・システム)パッチ・バージョン19c (19.1.0)のOracle GoldenGateを各システムの新しいディレクトリに展開します(現在のOracle GoldenGateディレクトリではありません)。サブディレクトリは作成しないでください。インストール・ファイルが展開されるまでのステップを完了します。
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(ソース・システム) Oracle GoldenGate構成のオブジェクトに対するユーザー・アクティビティを停止します。
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(ソース・システム)ソース・システムのGGSCIで、トランザクション・ログ内に処理するデータが残っていないことが示されるまで、
LOGEND
オプションを指定したSEND EXTRACT
コマンドを発行します。GGSCI> SEND EXTRACT group LOGEND
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(ソース・システム) GGSCIで、Extractとデータ・ポンプを停止します。
GGSCI> STOP EXTRACT group
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(ターゲット・システム)各ターゲット・システムのGGSCIで、証跡のすべてのデータの処理が完了したことを示す"
At EOF
"ステータスが表示されるまで、STATUS
オプションを指定したSEND REPLICATコマンドを発行します。すべてのReplicatプロセスがAt EOF
を戻すまで、すべてのターゲット・システムでこれを行う必要があります。GGSCI> SEND REPLICAT group STATUS
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(ターゲット・システム) GGSCIで、すべてのReplicatプロセスを停止します。
GGSCI> STOP REPLICAT group
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(ソースおよびターゲット・システム) GGSCIで、ソース・システムとターゲット・システムのManagerを停止します。
GGSCI> STOP MANAGER
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(DDLレプリケーションが有効にされているMySQLのソース)パッチ適用処理中に新しいDDL操作がないことを確認し、次のコマンドを実行してメタデータ・サーバーを停止します。
./ddl_install.sh stop user-id password port-number
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(ソースおよびターゲット・システム)展開したOracle GoldenGateファイルを新規ディレクトリから、ソース・システムとターゲット・システム上の既存のOracle GoldenGateディレクトリに移動します。
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(DB2 for i)引数なしで
ggos400install
を実行します。アップグレードの場合、引数は必要ありません。ただし、ライブラリを変更した場合は、削除するまで古いライブラリがシステムに残ります。ggos400install
の詳細は、Oracle GoldenGateのインストールのDB2 for iのインストールを参照してください。 -
ノート:
(SQL ServerのためのOracle GoldenGate Extractの場合のみ)このステップを実行する前に、「SQL ServerのためのOracle GoldenGateへのパッチ適用 - Extractの要件」のステップを確認します。GGSCIで、次の順序に従って、ソース・システムとターゲット・システムのOracle GoldenGateプロセスを開始します。GGSCI> START MANAGER GGSCI> START EXTRACT group GGSCI> START EXTRACT pump GGSCI> START REPLICAT group
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(DDLレプリケーションが有効にされているMySQLのソース)次のコマンドを実行して、
metadata_server
を再起動します。./ddl_install.sh start user-id password port-number
関連項目: