ALLOWNULLABLEKEYS | NOALLOWNULLABLEKEYS

適用対象

GLOBALS

ALLOWNULLABLEKEYSは、統合Replicatには無効です。

説明

NOALLOWNULLABLEKEYSを使用してキー選択ロジックを変更し、行を一意に識別できる候補としてNull値可能一意キーを選ばないようにします。無効にすると、Null値可能の一意キーが候補として選択できるようになります。NOALLOWNULLABLEKEYSのデフォルト値は、trueに設定されています。

Oracleでは、NULL値を含む各行はキー列として、および別個の一意の値として扱われるため、Oracle GoldenGateでNull値可能なキーを使用できるようにすると、データが破損する可能性があります。キー列にNULL値が含まれていないことが確かな場合を除き、NOALLOWNULLABLEKEYSを使用することをお薦めします。

このパラメータはトレイル・ファイルの内容に影響を与えるため使用するときには注意してください。また、このパラメータを使用する際には、すべてのインストールが同期している必要があります。

Oracle GoldenGate 19cへのアップグレード時には、DBA_LOGSTDBY_NOT_UNIQUEビューを問い合せるようにお薦めします。SCHEMATRANDATAが使用されていない場合は、DBA_LOGSTDBY_NOT_UNIQUEビュー内の表ごとに、INFO TRANDATADELETE TRANDATAまたはADD TRANDATAによって返されるキー列をミラー化するKEYCOLSを表に追加して、NULL以外の列によるキーを選択または使用します。

デフォルト

NOALLOWNULLABLEKEYS

構文

ALLOWNULLABLEKEYS | NOALLOWNULLABLEKEYS