ENABLEMONITORING

適用対象

GLOBALS

説明

ENABLEMONITORINGパラメータでは、Oracle GoldenGate MonitorからOracle GoldenGateインスタンスのモニタリングを有効化し、パフォーマンス・メトリック・サーバーのために傾向データを収集します。Managerに、ステータスおよびその他の情報をOracle GoldenGate Monitorクライアントに提供するモニタリング・ポイントを公開するように指示します。

パフォーマンス・メトリック・サーバーは、プロセスまたはサービスをモニタリングして統計を収集するために使用されます。PMSRVR GLOBALSパラメータを使用する場合、以前の環境ではサーバーを起動する前にENABLEMONITORING UDPパラメータを設定する必要があります。Oracle GoldenGate Microservicesの場合は、デフォルトで実行されます。

特定のプラットフォームでモニタリングを有効化する前に、該当するデータベース用の『Oracle GoldenGate Monitorの管理』Oracle GoldenGateのモニタリングの概要に関する項を参照して、そのオペレーティング・システムがサポートされていることを確認してください。

ノート:

多数のOracle GoldenGateプロセス(約400)のモニタリングがUNIXシステムで有効になっていると、許可されている共有メモリーの最大容量のシステム制限を超過することがあります。Managerから次のようなメッセージが返されます。

WARNING OGG-01934  Datastore repair failed" reported during "start... 

この場合、カーネル・パラメータkernel.shmallをオペレーティング・システムのデフォルト値の8倍に増やしてください。

デフォルト

無効

構文

ENABLEMONITORING 
    [ UDP ]
    [ UDPPORT portnumber ] 
    [ HTTPPORT portnumber ]
UDPPORT portnumber

パフォーマンス・メトリック・サーバー(PMSRVR)を使用したモニタリングのUDPで有効です。

UDPリスニング・ポート。これはオプションです。指定されている場合、既存のGLOBALSパラメータのREPOUDPPORTがオーバーライドされます。指定しない場合、ポート番号としてREPOUDPPORTの値が使用されます。

GLOBALSファイルにパラメータREPOUDPPORTを追加することで、セキュアなデプロイメントのPMSRVRのUDPポートを変更できます。PMSRVRのUDPポートとTCPポートの構成の詳細は、セキュアまたは非セキュアなデプロイメントを作成する方法に関する項を参照してください。

HTTPPORT portnumber

パフォーマンス・メトリック・サーバーを使用したモニタリングのUDPで有効です。BDBまたはLMDBのモニタリング・モードに対して有効ではありません。

サービスのHTTPリスニング・ポート。これはオプションです。指定しない場合、9004がデフォルト・ポート番号です。