MAPINVISIBLECOLUMNS | NOMAPINVISIBLECOLUMNS
適用対象
OracleのReplicat。スタンドアロン・パラメータまたはMAP
のオプションとして有効です。
説明
MAPINVISIBLECOLUMNS
およびNOMAPINVISIBLECOLUMNS
では、Replicatがデフォルトの列マッピングでOracleターゲット表の非表示列を含めるかどうかを制御します。明示的な列マッピングを使用しているOracleターゲット表では非表示列が常にマップされるので、このオプションは不要です。MAPINVISIBLECOLUMNS
は、自動競合検出および解決に必要です。
MAPINVISIBLECOLUMNS
およびNOMAPINVISIBLECOLUMNS
は、異なる2つの方法で使用できます。グローバル・レベルで指定されている場合、一方のパラメータは、もう一方のパラメータが指定されるまで、それ以降のすべてのMAP文に有効です。MAP
文内で使用する場合は、グローバル指定よりも優先されます
デフォルト
NOMAPINVISIBLECOLUMNS
構文
MAPINVISIBLECOLUMNS | NOMAPINVISIBLECOLUMNS [, THREAD (threadID[, threadID][, ...][, thread_range[, thread_range][, ...])]
-
THREADS (
threadID
[,
threadID
][, ...][,
thread_range
[,
thread_range
][, ...]
)
-
MAPINVISIBLECOLUMNS | NOMAPINVISIBLECOLUMNS
は、指定されたスレッドまたは調整Replicatのスレッドに対してのみ指定します。-
threadID
[,
threadID
][, ...]
-
スレッドIDを指定するか、スレッドのカンマ区切りリストを
threadID, threadID, threadID
の形式で指定します。 -
[,
thread_range
[,
thread_range
][, ...]
-
スレッドの範囲を
threadIDlow-threadIDhigh
の形式で指定するか、範囲のカンマ区切りリストをthreadIDlow-threadIDhigh
,threadIDlow-threadIDhigh
の形式で指定します。
threadID
,threadID
,threadIDlow-threadIDhigh
のように、これらの形式を組み合せて指定することもできます。 -
例
- 例1
-
次の例では、一部の
MAP
文に対してのみMAPINVISIBLECOLUMNS
を有効にし、それ以外に対しては無効にします。MAPINVISIBLECOLUMNS MAP hr.emp, TARGET hr.emp2; NOMAPINVISIBLECOLUMNS MAP hr.dep, TARGET hr.dep2;
- 例2
-
次に、
MAPINVISIBLECOLUMNS
のグローバルおよびMAP
レベルを組み合せた使用例を示します。指定された表では、MAP
レベルの指定がグローバル指定よりも優先されます。NOMAPINVISIBLECOLUMNS MAP hr.dep, TARGET hr.dep2; MAP hr.emp, TARGET hr.emp2, MAPINVISIBLECOLUMNS;
- 例3
-
この例では、
MAPINVISIBLECOLUMNS
がグローバルに有効化されますが、スレッド3に対しては無効です。他のスレッド1、2および4では、デフォルトの列マッピングに非表示のターゲット列を含めます。MAPINVISIBLECOLUMNS NOMAPINVISIBLECOLUMNS THREAD(3) MAP hr.dep, TARGET hr.dep2, THREADRANGE(1, 4); MAP hr.emp, TARGET hr.emp2, THREADRANGE(1, 4);
親トピック: Oracle GoldenGateパラメータ