6 Oracle GoldenGateプログラム

この章では、Linux、UNIXまたはWindowsプラットフォームのネイティブ・コマンドラインから直接発行されるプログラムについて説明します。

ノート:

通常、ExtractおよびReplicatはGGSCIから実行します。ただし、初期ロード手順など、状況によっては、オペレーティング・システムのコマンドラインから実行する必要があります。

トピック:

ggsci

オペレーティング・システムのコマンドラインからGGSCIコマンド・インタフェースを実行する場合、ggsciコマンドを使用します。オプションで、OBEYファイルから入力を指定できます。GGSCIへの入力ファイルの使用の詳細は、『Oracle GoldenGateの管理』頻繁に使用されるコマンド・シーケンスの格納とコールに関する項を参照してください。

Windows、UNIXおよびLinuxの構文

ggsci[ < input_file]  
[cd directory] 
[log | nolog]
<

GGSCIプログラムへの入力ファイルをパイプ処理します。

ggsci

このコマンドをオプションなしで使用した場合、プログラムが対話型で実行されます。

cd directory

プロセスの現在の作業ディレクトリを変更します。プロセスでは、そのすべての操作(ファイルを開く、ファイルの書込みなど)に対して、指定したディレクトリが使用されます。

input_file

入力テキスト・ファイルはOBEYファイルと呼ばれ、発行するコマンドが1行に1つずつ発行順に含まれています。オペレーティング・システムでサポートされる任意の名前を指定します。

log | nolog

レポート・ファイルへのGGSCIコマンドのロギングを有効化または抑止します。デフォルトはlogです。記録されるコマンドは、ADDALTERCREATEDELETEINFOSTARTSTOPCLEANUPSENDKILLEDITREFRESHです。

IBM i CLIの構文

GGSCI [PARAMFILE (input_file)] [OTHERS(other_options)]
PARAMFILE(input_file)

入力テキスト・ファイルはOBEYファイルと呼ばれ、発行するコマンドが1行に1つずつ発行順に含まれています。オペレーティング・システムでサポートされる任意の名前を指定します。

OTHERS(other_options)

UNIXバージョンのコマンドでサポートされる、空白区切りのリストとして提供されるオプション。