C.2.3 ENCKEYS参照ファイルの作成とデータ移入

  1. ソース・システムで、新しいASCIIテキスト・ファイルを開きます。
  2. 生成したキーの値ごとに、任意の論理名に続けてキーの値を入力します。
    • キーの名前には、空白または引用符のない1から24個の英数字文字列を指定できます。

    • 行を分けて複数のキーの定義を配置します。

    • キーの名前や値は、引用符で囲まないでください。引用符で囲むとテキストとして解釈されます。

      次のサンプルのENCKEYSファイルを参考用として使用してください。

      暗号化キー名 暗号化キー値
      ## Key name
      superkey
      secretkey
      superkey1
      superkey2
      superkey3
      Key value
      0x420E61BE7002D63560929CCA17A4E1FB
      0x027742185BBF232D7C664A5E1A76B040
      0x42DACD1B0E94539763C6699D3AE8E200
      0x0343AD757A50A08E7F9A17313DBAB045
      0x43AC8DCE660CED861B6DC4C6408C7E8A
  3. Oracle GoldenGateのインストール・ディレクトリに、このファイルを拡張子なしで、すべて大文字のENCKEYSという名前で保存します。
  4. ENCKEYSファイルを、すべてのシステムのOracle GoldenGateインストール・ディレクトリにコピーします。すべてのENCKEYSファイルに含まれるキーの名前および値は同一である必要があり、同一でないとデータ交換に失敗し、ExtractおよびCollectorは次のメッセージとともに中断します。
    GGS error 118 – TCP/IP Server with invalid data.