Oracle GoldenGate Microservicesのアップグレード – GUIベース

GUIを使用してOracle GoldenGate Microservicesをアップグレードするステップについて学習します。

次のステップに従って、Oracle GoldenGateインストール・ソフトウェアを取得し、アップグレード用にディレクトリを設定します。

  1. Oracle Technology NetworkまたはeDeliveryから最新のOracle GoldenGate MA 19cソフトウェアをダウンロードします。

  2. Oracle GoldenGate MA 19cソフトウェアを、以前のリリースのOracle GoldenGate Microservicesが存在しているサーバー上のステージングの場所にアップロードします。

  3. ステージングの場所にあるOracle GoldenGate MA 19cソフトウェアを解凍します。

    $ cd /tmp

    $ unzip ./fbo_ggs_Linux_x64_services_shiphome.zip

  4. unzipコマンドで作成されたtarファイルを解凍します。

    tar -xvf ggs_Linux_x64_Oracle_64bit.tar

  5. 解凍されたファイルに移動し、runInstallerコマンドを実行します。

    $ cd ./fbo_ggs_Linux_x64_services_shiphome/Disk1

    $ ./runInstaller

  6. 「Software Location」には、新しいOracle GoldenGateホームの場所を指定します。これは、現在のOracle GoldenGateホームと同じ場所にはできません。「Next」をクリックします。

  7. 「Install」をクリックして、新しいOracle GoldenGate MAのインストールを開始します。インストールが終了したら、「Close」をクリックします。

  8. この時点では、2つのOracle GoldenGate MAホーム・ディレクトリがあります。1つは古いホーム(12cまたは18c)で、もう1つは新しいホーム(19c)です。

次のステップを実行します。
  1. Service Managerを使用してOracle GoldenGateホームの現在のバージョンを確認します。
    1. Service Managerにログインします。http://host:servicemanager_port
    2. デプロイメントのセクションで現在のOracle GoldenGateホームの場所を確認します。
  2. 新しいOracle GoldenGateホームの場所でService Managerおよびデプロイメントを更新します。
    1. 「Service Manager」「Deployment name」リンクの順にクリックします。
    2. デプロイメントの詳細の横にある鉛筆アイコンをクリックします。これによりOracle GoldenGateホームを編集するためのダイアログ・ボックスが開きます。
    3. 新しいOracle GoldenGateホームへの完全パスを使用してOracle GoldenGateホームを更新します。必要に応じて、LD_LIBRARY_PATHも更新します。
    4. 「Apply」をクリックします。
    5. Oracle GoldenGateホームが更新されたことを確認します。
    6. すべてのExtract、ReplicatおよびDistributionパスを停止します。
    7. アクション・ボタンを使用して、Service ManagerまたはDeploymentを再起動します。

    ノート:

    オペレーティング・システムからService Managerのプロセスを参照することで、Oracle GoldenGate ホームが正常に更新されたことを確認できます。Service Managerプロセスは、新しいOracle GoldenGateホームから実行する必要があります。
  3. 関連付けられたデプロイメントをアップグレードするには、デプロイメント内のすべてのExtractおよびReplicatのプロセスが停止していることを確認した後で、Service Managerと同じステップを実行します。