C Microservices ArchitectureからClassic Architectureへの接続
Microservices ArchitectureからClassic Architectureへの接続を確立するために、Oracle GoldenGate Microservices ArchitectureにあるDistribution Serviceで、読み取るリモート証跡ファイルの配置場所がわかっている必要があります。
Oracle GoldenGate Microservices ArchitectureおよびClassic Architectureを接続するには、次のステップに従います。
ノート:
この手順が機能するには、ogg
プロトコルのみがサポートされており、既存のExtractがMicroservices Architectureで実行されている必要があります。
- タスク1: Classic ArchitectureでManagerを起動します。
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GGSCIにログインします。
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次のコマンドを使用します。
START MANAGER
詳細は、Oracle GoldenGateリファレンスの
START MANAGER
を参照してください
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- タスク2: 分散パスを追加します
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Distribution Service Webインタフェースを起動します。
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「Path」の横のプラス(+)記号をクリックします。「Add Path」ページが表示されます。
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「Add Path」ページに次の詳細を入力します。
表C-1 「Add Path」ページのオプション
オプション 説明 Path Name
分散パスの名前を入力します。
説明
分散パスの説明を入力します。
Source
ドロップダウン・リストから「Extract」を選択します。
その下のテキスト・ボックスにExtractの名前を入力します。
Generated Source URI ソース証跡ファイルの場所を入力します。
Target ドロップダウン・リストから、ターゲット・プロトコルとしてoggを選択します。
指定された順序で次の内容を入力します:-
Target Hostname: 接続が確立されるターゲット・ホスト・サービスの名前。
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Target Manager Port: Oracle GoldenGate Classic Architecture Managerポートのポート番号。
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Target sub-directory for the trail file: 証跡ファイルが格納されるサブディレクトリの名前。たとえば、
.dirdat
です。 -
Target trail file name: ターゲット証跡ファイルの名前(
ea
など)。
Generated Target URI
ターゲット証跡ファイルの場所が表示されます。 Target Encryption Algorithm
ドロップダウン・リストから「NONE」を選択します。 ターゲット証跡ファイルを暗号化するには、ドロップダウン・リストから適切な暗号化アルゴリズムを選択します。
Enable Network Compression
このオプションは、ネットワーク圧縮を有効にする場合に選択します。
Sequence Length
ターゲット証跡順序の長さについて、ドロップダウン・リストから必要な値を選択します。デフォルト値は9です。 Trail Size (MB)
要件に従って、証跡ファイル・サイズの値を指定します。
Configure Trail Format
証跡ファイルを次のいずれかの形式にする場合は、このオプションを選択します:-
TEXT
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SQL
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XML
Encryption Profile
これは、証跡ファイルの生成時にその暗号化に使用された暗号化プロファイルです。ただし、特定の暗号化方法はMicroservices Architectureでのみ使用でき、Classic Architectureではサポートされていないため、この機能は注意して使用してください。 Target Type ターゲット・タイプとして「Manager」を選択します。または、「Collector」か「Receiver Service」を選択することもできます。 Microservices Architectureを他のMicroservices Architectureに接続する場合は、「Receiver Service」オプションを選択します。Microservices ArchitectureをClassic Architectureに接続する場合は、「Manager」または「Collector」オプションを選択します。「Collector」オプションを選択した場合は、Classic Architectureで静的コレクタを事前に起動し、その静的コレクタ・ポートを「Target Manager Port」フィールドの値として使用する必要があります。
Begin
ドロップダウン・リストから「Position in Log」オプションを選択します。
Source Sequence Number
ソース証跡の順序値を入力します。
Source RBA Offset
パスで特定のRBAからの読取りを開始する場合は、ソース証跡のRBAオフセットの値を入力します。
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必要に応じて、
Create Path
またはCreate and Run
をクリックします。パスを追加せずに「Add Path」ページから離れる必要がある場合は、「Cancel」
を選択します。
パスが作成されると、その新しいパスがDistribution Serviceのホームページに表示されます。
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