2 (オプション) DebugInfoパッケージのインストール

オプションで、*-debuginfoパッケージをインストールして、生成されたコア・ダンプにDWARFデバッグ情報を追加できます。これらは開発のみを目的としているため、開発環境にのみインストールすることをお薦めします。

*-debuginfoパッケージをインストールする前に、root権限および次の内容で/etc/yum.repos.d/debuginfo.repoファイルを作成して、Oracle Linux 8 debuginfoリポジトリを有効にします:

[debuginfo]
name=Oracle Linux 8 Debuginfo Packages
baseurl=https://oss.oracle.com/ol8/debuginfo/
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-oracle
gpgcheck=1
enabled=1
sudo dnf update -y

詳細は、Oracle Linux: Oracle Linuxでのソフトウェアの管理を参照してください。

  1. Unbreakable Enterprise Kernel (UEK)でOracle Linuxを実行している場合は、dnfコマンドを使用してkernel-uek-debuginfoパッケージをインストールします。
    sudo dnf install -y kernel-uek-debuginfo-$(uname -r)

    Red Hat Compatible Kernel (RHCK)でOracle Linuxを実行している場合は、かわりにkernel-debuginfoパッケージをインストールします。

    sudo dnf install -y kernel-debuginfo-$(uname -r)

    パッケージ・マネージャによってカーネルが更新されるたびに、installコマンドを実行します。DebugInfoパッケージは、実行中のカーネルと一致する場合にのみ機能し、新しいカーネル・バージョンがシステムにインストールされたときに自動的に置換されません。

  2. パッケージ・マネージャを使用して、インストールするDebugInfoパッケージを検索します:
    dnf search *-debuginfo
選択した*-debuginfoパッケージがインストールされます。