XFSファイル・システムでの割当ての管理

XFSファイル・システム上の割当てを管理するには、xfs_quotaツールを使用します。このツールは、XFSでの割当て実装に対応しています。edquotaなどのその他の割当てツールでXFS割当てを編集できる場合がありますが、xfs_quotaをお薦めします。

詳細は、xfs_quota(8)のマニュアル・ページを参照してください。

ブロック使用状況情報の表示

すべてのユーザー用のmyxfsファイル・システムのブロック使用量制限と現在の使用量を表示するには、xfs_quotaコマンドを使用します。

xfs_quota -x -c 'report -h' /myxfs
User quota on /myxfs (/dev/vg0/lv0)
                        Blocks              
User ID      Used   Soft   Hard Warn/Grace   
---------- --------------------------------- 
root            0      0      0  00 [------]
guest           0   200M   250M  00 [------]

次の形式のコマンドでは、df -hコマンドの方法でブロックとinodeの未使用数と使用数が表示されます。

sudo xfs_quota -c 'df -h' /myxfs
Filesystem     Size   Used  Avail Use% Pathname
/dev/vg0/lv0 200.0G  32.2M  20.0G   1% /myxfs
sudo xfs_quota -c 'df -ih' /myxfs
Filesystem   Inodes   Used   Free Use% Pathname
/dev/vg0/lv0  21.0m      4  21.0m   1% /myxfs

割当て制限の設定

-xオプションを指定してエキスパート・モードに入ると、limitなどのサブコマンドを使用して、個別ユーザーごとのblockおよびinode使用量の弱い制限および強い制限を設定できます。次に例を示します。

sudo xfs_quota -x -c 'limit bsoft=200m bhard=250m isoft=200 ihard=250 guest' /myxfs 

このコマンドを使用するには、ユーザー割当てを有効にし、ファイル・システムをマウントしている必要があります。

グループ割当てを有効にしてマウントしたXFSファイル・システム上でグループに対して制限を設定するには、limit-gオプションを指定します。

sudo xfs_quota -x -c 'limit -g bsoft=5g bhard=6g devgrp' /myxfs

プロジェクト割当て制限の設定

次の手順では、pquotaオプションを使用してファイル・システムをすでにマウントし、/etc/projectsにプロジェクトIDを作成していることを前提としています。プロジェクト割当ての設定を参照してください。

  1. xfs_quotaprojectサブコマンドを使用して、プロジェクトのXFSファイル・システムで管理対象ツリーを定義します。

    sudo xfs_quota -x -c ’project -s project_namemountpoint

    たとえば、プロジェクトtestproj/myxfsファイル・システムでディレクトリ階層/myxfs/testdirに対応する管理対象ツリーを定義するには、次の操作を行います。

    sudo xfs_quota -x -c ’project -s testproj’ /myxfs
  2. limitサブコマンドを使用して、プロジェクトのディスク使用量に制限を設定します。

    sudo xfs_quota -x -c ’limit -p arguments project_namemountpoint

    たとえば、プロジェクトtestprojにディスク容量10GBの強い制限を設定するには、次のコマンドを使用します。

    sudo xfs_quota -x -c ’limit -p bhard=10g testproj’ /myxfs

詳細は、projects(5)projid(5)およびxfs_quota(8)のマニュアル・ページを参照してください。