コンポーザ・イメージ
コンポーザ・イメージは、composer-cli compose
コマンドによって生成されるイメージです。
カスタム・イメージの実際の作成は、ブループリントに対してcomposer-cli compose
コマンドを実行するときに行われます。そのため、そのイメージは、コンポーザ・イメージと呼ばれます。コンポーザ・イメージは、イメージ作成プロセスの最終結果です。
ブループリント内で指定されている定義の他に、コンポーザ・イメージにも、ログ、メタデータ、およびそのイメージを作成するために実行されるプロセスが含まれています。
コンポーザ・イメージは、様々な出力形式で作成できます。たとえば、oci
、qcow
およびtar
です。タイプごとに、デフォルトのパッケージが自動的にインストールされます。また、タイプには、そのイメージのデプロイ時に自動的に有効になる、関連サービスがあります。たとえば、tar
イメージの場合は、policycoreutils
パッケージとselinux-policy-targetd
パッケージが自動的に含められます。ただし、追加のサービスは有効になっていません。
ブループリント内のカスタマイズで、有効にする必要がある他のサービスを指定できます。ただし、これらのカスタマイズでは、そのイメージのデプロイ時に自動的に有効になる、イメージ・タイプに必要なサービスはオーバーライドできません。
様々なイメージ・タイプの詳細は、「イメージ・タイプと出力形式」を参照してください。