1 Oracle Linuxのデプロイについて
Oracle Linuxは様々な方法でインストールできます。このドキュメントでは、ISO形式で使用可能なインストール・イメージを使用したOracle Linuxのインストールに重点を置いています。インストール・イメージをダウンロードしてブート可能なメディアにロードし、ベア・メタル・システムまたは仮想マシンをインストーラにブートできます。インストーラは、システムで使用可能なハード・ディスクまたはブロック・デバイスにオペレーティング・システムをインストールするために使用されます。
コンテナ・イメージ、qcow2
およびova
形式のクラウド・イメージ、Raspberry Piインストール・イメージなど、他のインストール環境のメディアを取得することもできます。ダウンロード可能な形式の詳細は、https://yum.oracle.com/oracle-linux-downloads.htmlを参照してください。
Raspberry Piハードウェア・プラットフォームを使用する開発者向けに、Oracleでは、このプラットフォームのブートに必要なファームウェアを含む、サポート対象外の開発者リリース・イメージを提供しています。Raspberry Piハードウェア・プラットフォームの使用の詳細は、Raspberry PiへのOracle Linuxのインストールを参照してください。
多くのクラウド・プロバイダには、クラウド・インスタンス・デプロイメントのオプションとしてOracle Linuxが含まれています。このような場合、イメージは事前定義されており、使用するOracle Linuxリリースに適したクラウド・イメージを選択してデプロイできます。Oracle Linuxリリースは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)上のプラットフォーム・イメージとして提供されます。これらのイメージを使用して、Oracle Linuxをコンピュート・インスタンスにデプロイできます。これらのイメージの詳細は、OCIドキュメントのページ(https://docs.oracle.com/iaas/images/)で使用している特定のイメージのリリース・ノートを参照してください。OCIでのOracle Linuxインスタンスの使用の詳細は、https://docs.oracle.com/en-us/iaas/oracle-linux/home.htmを参照してください。