はじめに
「Oracle® Linux: Kspliceユーザー・ガイド」では、Oracle Kspliceをインストール、構成および使用して、実行中のシステム上のカーネル、ユーザー領域およびXenハイパーバイザ・パッケージ、およびKsplice Uptrack APIの使用方法に関する情報を提供します。
対象読者
このドキュメントは、Oracle LinuxシステムでOracle Kspliceを構成する必要がある管理者を対象としています。 読者は、Linuxシステムの管理に関する一般的な知識を持っていることを前提としています。
ドキュメントの編成
このドキュメントは次のように編成されています。
-
第1章、「Oracle Kspliceについて」では、Oracle Kspliceの概要について説明します。
-
第2章、「Ksplice Enhanced Clientの使用」では、Ksplice Enhanced clientのインストールおよび構成と、実行中のシステムへの更新の適用に関する情報を提供します。
-
第3章、「Ksplice Uptrackクライアントの操作」は、Ksplice Uptrackクライアントのインストールと構成、および実行中のシステムへの更新の適用に関する情報を提供します。
-
第 4章「Ksplice Uptrack APIの使用」では、Ksplice Uptrack APIの使用方法について説明します。
関連ドキュメント
この製品のドキュメントは次の場所で入手できます。
表記規則
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
表記規則 |
意味 |
---|---|
太字 |
太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 |
イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
|
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
ドキュメントのアクセシビリティについて
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Programのwebサイト(https://www.oracle.com/corporate/accessibility/)を参照してください。
アクセシビリティのためのOracle Supportへのアクセス
サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。 詳細は、https://www.oracle.com/corporate/accessibility/learning-support.html#support-tabを参照してください。
ダイバーシティ&インクルージョン
Oracleはダイバーシティ&インクルージョンに積極的に取り組んでいます。 Oracleは、ソート・リーダーシップと革新性を高める社員の多様性を尊重し、その価値を重んじています。 従業員、お客様、パートナー様にポジティブな影響をもたらすインクルーシブな文化を醸成する私たちのイニシアティブの一環として、製品やドキュメントからインセンシティブな用語を取り除くように努めています。 また、Oracle製品および業界標準が進化する中、お客様の既存の技術との互換性を維持する必要性およびサービスの継続性確保の要求にも留意しています。 このような技術的な制限により、当社のインセンシティブな用語を削除する取組みは継続中であり、時間と皆様のご協力が必要となります。