Cockpit Webコンソール

このOracle Linux 8リリースでは、Cockpit Webコンソールに関連する次の機能、拡張機能、および変更が導入されています。

Cockpitストレージ・セクションの改善

Cockpit Webコンソールのストレージ・セクションが再設計され、すべてのホスト・ビューの可視性が向上し、様々なストレージ管理タスクが簡素化されます。たとえば、「概要」ページには、すべてのストレージ・オブジェクトが包括的な表に表示されます。この表を使用すると、選択したストレージ・エントリに対して様々なストレージ操作を直接実行できます。たとえば、ストレージ・オブジェクトの詳細を表示したり、追加のストレージ・アクションを実行できます。

この機能は、マルチパス・デバイスでは正しく動作しない可能性があります。詳細は、「Cockpit Webコンソールのストレージ管理をマルチパス・デバイスで使用できない」を参照してください。

Cockpit仮想マシン・セクションの改善

Cockpit Webコンソールには、次の重要な変更を含む仮想マシン・セクションの機能拡張が含まれています:

  • 新しいストレージ・プールを作成するときに、physical disk deviceのかわりにpre-formatted block deviceオプションを使用すると、RAWディスク・デバイスの再フォーマットを回避できます。
  • 「常にアタッチ」オプションは、「ディスクの追加」ダイアログでデフォルトで設定されます。

Cockpit kdumpスクリプトの生成

Cockpit Webコンソールのカーネル・ダンプ・ページには、Ansibleおよびシェル・スクリプトにアクセスしてコピーするオプションがあります。生成されたこれらのスクリプトを使用して、1つ以上のホストに特定のKdump構成を適用できます。