高可用性とクラスタ

高可用性およびクラスタの次の機能は、テクノロジ・プレビューとして提供されています。

Pacemaker Podmanバンドル

Pacemakerコンテナ・バンドルがPodmanで動作するようになり、コンテナ・バンドル機能がテクノロジ・プレビューとして提供されています。

corosync-qdeviceのヒューリスティック

ヒューリスティックは、起動時、クラスタ・メンバーシップの変更時、corosync-qnetdへの正常接続時にローカルに実行される一連のコマンドで、オプションで定期的に実行することもできます。すべてのコマンドが正常に終了するとヒューリスティックは成功で、それ以外の場合は失敗です。ヒューリスティックの結果はcorosync-qnetdに送信され、その結果を使用した計算で、どのパーティションが定足数に達したかが決定されます。

フェンス・エージェント

fence_heuristics_pingエージェントをPacemakerで使用できます。このエージェントは、自分では実際のフェンシングを実行せず、新しい方法でフェンシング・レベルの動作を利用する実験的なフェンス・エージェントのクラスをオープンすることを目的としています。

このエージェントを介して、特にoff処理を発行することによって、フェンシングが成功するかどうかをPacemakerに通知できます。ヒューリスティック・エージェントにより、実際にフェンシングをするエージェントが特定の条件下でノードをフェンシングするのを防ぐことができます。