3 sosreportによって収集される情報の確認
Oracle Linuxのデバッグ情報の収集を構成および確認します。
sos
コマンドは、ハードウェア情報、システム構成ファイルおよびログ・データを収集するように自動的に構成されます。モジュールを有効または無効にして、データ保護要件を満たすことができます。
ノート:
この表に示したモジュール情報は、sos
3.9に関するものです。インストールしてあるモジュールを確認するには、sos report
コマンドを実行します。この出力には、実行中のsos
ユーティリティのバージョンが含まれます。
モジュールを無効にすると、sos
コマンドで、高度なトラブルシューティングに必要になることがある特定の詳細項目(ネットワーク情報など)が収集されなくなります。
モジュール | 情報の種類 | 含まれるファイル |
---|---|---|
|
インストール・ログ・ファイル |
|
|
監査ログ・ファイル |
|
|
システム・ブート・プロセスの詳細 |
|
|
rootユーザーの |
|
|
プリンタのログ・ファイル |
|
|
コンテキスト・データ |
|
|
ハードウェア詳細 |
|
|
すべての使用中のファイルのリスト |
|
|
カーネルとシステムの起動構成 |
|
|
ハードウェア詳細 |
|
|
ホストID |
|
|
システム・ログ・ファイル |
|
|
共有ライブラリのリスト |
|
|
システム・ログ・ファイル |
|
|
ハードウェア詳細 |
|
|
ハードウェア詳細 |
|
|
ネットワークID |
|
|
サインイン・セキュリティ設定 |
|
|
ハードウェア詳細 |
|
|
すべての実行中のプロセスとプロセス詳細のリスト |
|
|
ハードウェア詳細 |
|
|
インストールされているソフトウェア・パッケージ |
|
|
リソースと使用状況のデータ |
|
|
セキュリティ設定 |
|
|
すべての定義済のシステム・サービス |
|
|
SSH構成 |
|
|
X Window SystemのGUIログ |
|
|
インストールされているソフトウェア・パッケージ |
|