ユーザーベースのsystemdサービスの作成
システム全体のsystemdファイルに加えて、systemdを使用すると、ルート・アクセスおよび権限を必要とせずにユーザー・レベルから実行できるユーザーベースのサービスを作成できます。 これらのユーザーベースのサービスは、ユーザーの制御下にあり、システム・サービスとは独立して構成できます。
ユーザーベースのsystemdサービスのいくつかの特徴を次に示します。
- ユーザーベースの
systemdサービスは、特定のユーザー・アカウントにリンクされます。 - これらは、
$HOME/.config/systemd/user/内の関連するユーザーのホーム・ディレクトリの下に作成されます。 - これらのサービスを有効にすると、関連付けられたユーザーがログインしたときにサービスが開始されます。 この動作は、システムのブート時に開始する有効な
systemdサービスの動作とは異なります。
この機能は、podmanコンテナ・サービスの作成時に役立ちます。 podmanの詳細は、『Oracle Linux Podmanユーザー・ガイド』を参照してください。
ユーザーベースのサービスを作成するには: