19.1 CHECKBOX2ファンクション
このファンクションはチェック・ボックスを作成します。
構文
APEX_ITEM.CHECKBOX2(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_checked_values IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_checked_values_delimiter IN VARCHAR2 DEFAULT ':',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL)
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表19-1 CHECKBOX2のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
どの |
|
チェック・ボックス、非表示フィールドまたは入力フォーム・アイテムの値 |
|
テキスト・フィールドのサイズを制御します。 |
|
デフォルトで選択される値 |
|
前述のパラメータ |
|
|
|
アイテムに対して作成された非表示のラベル |
デフォルトのチェック・ボックスの動作
次の例に、emp
表の各従業員に対して選択された状態のチェック・ボックスを作成する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX2(1,empno,'CHECKED') "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
次の例に、従業員のすべてのチェック・ボックスが選択されていない状態で表示する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX2(1,empno) "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
次の例に、部門10の従業員のチェック・ボックスを選択する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX2(1,empno,DECODE(deptno,10,'CHECKED',NULL)) "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
次の例に、部門10または20の従業員のチェック・ボックスを選択する方法を示します。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX2(1,deptno,NULL,'10:20',':') "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
送信時プロセスの作成
アプリケーションでチェック・ボックスを使用する場合、送信時プロセスを作成して、選択した行で特定のタイプのアクションを実行する必要がある場合があります。たとえば、次のロジックを使用する「削除」ボタンがあるとします。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX2(1,empno) "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER by 1
次に送信時プロセスの例を示します。
FOR I in 1..APEX_APPLICATION.G_F01.COUNT LOOP
DELETE FROM emp WHERE empno = to_number(APEX_APPLICATION.G_F01(i));
END LOOP;
次の例に、一意のIDを使用して、emp表の各従業員に対して未選択のチェック・ボックスを作成する方法を示します。この操作は、JavaScriptコード内からレコードを参照する場合に有効です。
SELECT APEX_ITEM.CHECKBOX2(1,empno,NULL,NULL,NULL,'f01_#ROWNUM#') "Select",
ename, job
FROM emp
ORDER BY 1
親トピック: APEX_ITEM