36.21 DOWNLOAD_PRINT_DOCUMENTプロシージャのシグネチャ3
このプロシージャは、事前定義されたレポート問合せおよび事前定義されたレポート・レイアウトを使用して、印刷用ドキュメントのダウンロードを開始します。
構文
APEX_UTIL.DOWNLOAD_PRINT_DOCUMENT (
p_file_name IN VARCHAR,
p_content_disposition IN VARCHAR,
p_application_id IN NUMBER,
p_report_query_name IN VARCHAR2,
p_report_layout_name IN VARCHAR2,
p_report_layout_type IN VARCHAR2 default 'xsl-fo',
p_document_format IN VARCHAR2 default 'pdf',
p_print_server IN VARCHAR2 default null);
パラメータ
表36-19 DOWNLOAD_PRINT_DOCUMENTのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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印刷用ドキュメントのファイル名を定義します |
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印刷用ドキュメントをダウンロードするのか、インライン表示するのかを指定します("attachment"、"inline")。 |
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レポート問合せのアプリケーションIDを定義します |
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レポート問合せの名前(アプリケーションの共有コンポーネントの下に保存) |
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レポート・レイアウトの名前(アプリケーションの共有コンポーネントの下に保存) |
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レポートのレイアウト・タイプを定義します("xsl-fo"または"rtf")。 |
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ドキュメントの形式を定義します("pdf"、"rtf"、"xls"、"htm"または"xml")。 |
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プリント・サーバーのURL。指定されていない場合、プリント・サーバーはプリファレンスから導出されます。 |
シグネチャ3の例
次の例に、シグネチャ3 (事前定義されたレポート問合せおよび事前定義されたレポート・レイアウト)を使用してDOWNLOAD_PRINT_DOCUMENT
を使用する方法を示します。この例では、レポートのデータはカレント・アプリケーションの「共有コンポーネント」→「レポート問合せ」に格納されているReportQuery
というレポート問合せから取得されます。レポート・レイアウトには、カレント・アプリケーションの「共有コンポーネント」→「レポート・レイアウト」に格納されているReportLayout
というレポート・レイアウトが適用されます。動的レイアウトをプロビジョニングする場合、p_report_layout_name
パラメータに'ReportLayout
'を指定するのではなく、保存された複数のレポート・レイアウトのいずれかを選択できるページ・アイテムをユーザーが参照できるとよい場合があります。また、この例では、P1_CONTENT_DISP
の値をp_content_disposition
パラメータに渡すことによって、ユーザーがドキュメントの受信方法(添付ファイルまたはインライン)を指定する方法も示します。P1_CONTENT_DISP
は、次のLOV定義が指定されたSelect
List
タイプのページ・アイテムです。
STATIC2:In Browser;inline,Save / Open in separate Window;attachment
BEGIN
APEX_UTIL.DOWNLOAD_PRINT_DOCUMENT (
p_file_name => 'myreport123',
p_content_disposition => :P1_CONTENT_DISP,
p_application_id => :APP_ID,
p_report_query_name => 'ReportQuery',
p_report_layout_name => 'ReportLayout',
p_report_layout_type => 'rtf',
p_document_format => 'pdf');
END;
親トピック: APEX_UTIL