36.30 FETCH_USERプロシージャのシグネチャ2
このプロシージャは、ユーザー・アカウント・レコードをフェッチします。このプロシージャを実行するには、カレント・ユーザーにワークスペースでの管理権限が必要です。このプロシージャには、オーバーロードされたバージョンが3つあり、許容されるパラメータやシグネチャはそれぞれ異なります。
シグネチャ2の構文
APEX_UTIL.FETCH_USER (
p_user_id IN NUMBER,
p_user_name OUT VARCHAR2,
p_first_name OUT VARCHAR2,
p_last_name OUT VARCHAR2,
p_email_address OUT VARCHAR2,
p_groups OUT VARCHAR2,
p_developer_role OUT VARCHAR2,
p_description OUT VARCHAR2 );
シグネチャ2のパラメータ
表36-28 FETCH_USERのパラメータのシグネチャ2
パラメータ | 説明 |
---|---|
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ユーザー・アカウントの数値の主キー |
|
ログインに使用する英数字の名前 |
|
情報。 |
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情報。 |
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電子メール・アドレス。 参照: GET_EMAILファンクション |
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ユーザーがメンバーであるグループのリスト。 参照: GET_GROUPS_USER_BELONGS_TOファンクションおよびCURRENT_USER_IN_GROUPファンクション |
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コロンで区切られた開発者ロールのリスト。このパラメータで使用可能な値は、次のとおりです。
注意: 現在このパラメータの名前は一貫しておらず、 |
|
情報 |
シグネチャ2の例
次の例に、シグネチャ2を使用してFETCH_USER
プロシージャを使用する方法を示します。このプロシージャは、現在認証されているユーザーのIDを唯一のIN
パラメータp_user_id
に渡します。その後、コードによって、他のすべてのOUT
パラメータの値がローカル変数に格納されます。
DECLARE
l_user_name VARCHAR2(100);
l_first_name VARCHAR2(255);
l_last_name VARCHAR2(255);
l_email_address VARCHAR2(240);
l_groups VARCHAR2(1000);
l_developer_role VARCHAR2(60);
l_description VARCHAR2(240);
BEGIN
APEX_UTIL.FETCH_USER(
p_user_id => APEX_UTIL.GET_CURRENT_USER_ID,
p_user_name => l_user_name,
p_first_name => l_first_name,
p_last_name => l_last_name,
p_email_address => l_email_address,
p_groups => l_groups,
p_developer_role => l_developer_role,
p_description => l_description);
END;
親トピック: APEX_UTIL