29.11 GET_DATAファンクションのシグネチャ1
提供された検索文字列で制限される指定済のSQL問合せを実行し(オプション)、各列の値を戻します。すべての列値は、データ型に関係なく文字列として戻されます。検索列は、p_search_column_no
パラメータに列番号を指定することによって識別されます。このファンクションでは、アプリケーションに定義されている「文字の値の比較」グローバリゼーション属性が考慮されます。
構文
APEX_PLUGIN_UTIL.GET_DATA (
p_sql_statement IN VARCHAR2,
p_min_columns IN NUMBER,
p_max_columns IN NUMBER,
p_component_name IN VARCHAR2,
p_search_type IN VARCHAR2 DEFAULT 2,
p_search_column_no IN VARCHAR2 DEFAULT 2,
p_search_string IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_first_row IN NUMBER DEFAULT NULL,
p_max_rows IN NUMBER DEFAULT NULL)
RETURN t_column_value_list;
パラメータ
表29-10 GET_DATAファンクションのシグネチャ1のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
参照に使用されるSQL文。 |
|
戻り列の最小数。 |
|
戻り列の最大数。 |
|
エラーが戻される場合、エラー・メッセージが表示される際のページ・アイテムまたはレポート列の名前として、この値が使用されます。 |
|
c_search_*定数のいずれかである必要があります。c_search_*定数は、 |
|
SQL文を制限するために使用する列の数。 |
|
問合せを制限するために使用する値。 |
|
指定した行から問合せを開始します。指定した行より前の行はすべてスキップされます。 |
|
可能な戻り行の最大数。 |
戻り値
表29-11 GET_DATAファンクションのシグネチャ1の戻り値
戻り値 | 説明 |
---|---|
|
列番号で索引付けされた |
例
次の例に、簡単なアイテム・タイプのプラグインのレンダリング・ファンクションを示します。このファンクションは、ページ・アイテムに定義されたLOVを実行し、ページ・アイテムの現在の値を使用して大/小文字が区別されるLIKEフィルタ処理を実行します。また、結果をHTMLリストとして生成します。
function render_list (
p_item in apex_plugin.t_page_item,
p_value in varchar2,
p_is_readonly in boolean,
p_is_printer_friendly in boolean )
return apex_plugin.t_page_item_render_result
is
l_column_value_list apex_plugin_util.t_column_value_list;
begin
l_column_value_list :=
apex_plugin_util.get_data (
p_sql_statement => p_item.lov_definition,
p_min_columns => 2,
p_max_columns => 2,
p_component_name => p_item.name,
p_search_type => apex_plugin_util.c_search_contains_case,
p_search_column_no => 1,
p_search_string => p_value );
sys.htp.p('<ul>');
for i in 1 .. l_column_value_list(1).count
loop
sys.htp.p(
'<li>'||
sys.htf.escape_sc(l_column_value_list(1)(i))|| -- display column
'-'||
sys.htf.escape_sc(l_column_value_list(2)(i))|| -- return column
'</li>');
end loop;
sys.htp.p('</ul>');
end render_list;
親トピック: APEX_PLUGIN_UTIL