29.17 GET_ELEMENT_ATTRIBUTESファンクション

このファンクションは、一貫性のある属性セットを取得するためにHTMLのinput、select、textareaなどのタグを生成する場合に使用される、いくつかのHTML要素の標準属性(id、name、required、placeholder、aria-error-attributes、classなど)を戻します。

構文

APEX_PLUGIN_UTIL.GET_ELEMENT_ATTRIBUTES (
    p_item in apex_plugin.t_page_item,
    p_name in varchar2 default null,
    p_default_class in varchar2 default null,
    p_add_id in boolean default true,
    p_add_labelledby in boolean default true 
    p_aria_describedby_id in varchar2 default null ) 
    return varchar2;

パラメータ

表29-22 GET_ELEMENT_ATTRIBUTESファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

p_item

これは、プラグイン・ファンクションのp_itemパラメータです。

p_name

これは、apex_plugin.get_input_name_or_page_itemによって戻される値です。

p_default_class

結果文字列に含む必要があるデフォルトのCSSクラス。

p_add_id

TRUEを設定すると、結果文字列にID属性も含まれます。

p_add_labelled_by

一貫性のある属性セットを取得するためにHTMLのinput、select、textareaなどのタグを生成する場合に使用される、HTML要素(ID、name、required、placeholder、aria-error-attributes、classなど)の一般属性をいくつか戻します。aria-labelledby属性の指定を必要としないHTMLの入力要素(input、select、textareaなど)をレンダリングする場合は、ラベルのfor属性がそのようなHTMLの入力要素用に機能するため、FALSEに設定します。すべての非標準フォーム要素のウィジェット(つまり、div、spanなどを使用するもの)の場合はTRUEに設定し、フォーカスによってスクリーン・リーダーでアクセスしやすくすることを可能にします。

注意: aria-labelledbyの挿入は、「標準のフォーム要素」が「いいえ」に設定され、#LABEL_ID#置換がアイテムの対応するラベル・テンプレートで定義されているアイテム・プラグインによっても左右されます。

p_aria_describedby_id

フォーム要素でaria-describedby属性のためにget_element_attributesがレンダリングする値に含める追加のIDをここで渡します。これは、アシスティブ・テクノロジのユーザーがフォーム・フィールドにフォーカスしたときに追加情報を伝達する場合に役立ちます。

この例では、最も一般的な属性が自動的に含まれるように、apex_plugin_util.get_element_attributesを使用するテキスト・タイプのINPUTタグを生成します。

sys.htp.prn (
        '<input type="text" ' ||
        apex_plugin_util.get_element_attributes(p_item, l_name, 'text_field') ||
        'value="'||l_escaped_value||'" '||
        'size="'||p_item.element_width||'" '||
        'maxlength="'||p_item.element_max_length||'" '||
        ' />');