1.1 グローバル変数

表1-1 APEX_APPLICATIONで使用可能なグローバル変数

グローバル変数 説明

G_USER

現在ログインしているユーザーを指定します。

G_FLOW_ID

現在実行されているアプリケーションのIDを指定します。

G_FLOW_STEP_ID

現在実行されているページのIDを指定します。

G_FLOW_OWNER

デフォルトではアプリケーションの解析スキーマに設定されます。SQL問合せおよびPL/SQLでこの値を参照するには、#OWNER#を使用します。

注意:

実行時にG_FLOW_OWNERを変更しても、解析スキーマは変更されません。

G_REQUEST

表示または受入れモジュールに最後に渡されるか、あるいは表示または受入れモジュール内に最後に設定されるリクエスト変数の値を指定します。

G_BROWSER_LANGUAGE

Webブラウザの現行の言語プリファレンスを参照します。

G_DEBUG

デバッグが有効になっているかどうかを参照します。DEBUGフラグの有効値は、「Yes」または「No」です。デバッグを有効にすると、アプリケーション処理の詳細が表示されます。

G_HOME_LINK

アプリケーションのホームページを参照します。ページが指定されておらず、かつ認証スキームのロジックによって代替ページが指定されていない場合、Application Expressエンジンによって、この場所にリダイレクトされます。

G_LOGIN_URL

現在ログインしていないユーザー用のログイン・ページへのリンクを表示するために使用されます。

G_IMAGE_PREFIX

Oracle Application Expressによって分散されたイメージ・ディレクトリを指すためにWebサーバーで使用される仮想パスを参照します。

G_FLOW_SCHEMA_OWNER

Application Expressスキーマの所有者を参照します。

G_PRINTER_FRIENDLY

Application Expressエンジンが印刷表示モードで実行されているかどうかを参照します。この設定は、印刷されたドキュメントに不要な要素をページから排除するための条件で参照できます。

G_PROXY_SERVER

アプリケーション属性「プロキシ・サーバー」を参照します。

G_SYSDATE

データベース・サーバー上の現在の日付を参照します。G_SYSDATEは、DATE DATATYPEを使用します。

G_PUBLIC_USER

データベース・アクセス記述子(DAD)でデータベースに接続するために使用するOracleスキーマを参照します。

G_GLOBAL_NOTIFICATION

アプリケーションのグローバル通知属性を指定します。

G_X01, ... G_X10

表示または受入れモジュールに最後に渡されるか、あるいは表示または受入れモジュール内に最後に設定されるX01、... X10変数の値を指定します。通常、これらの変数は「On-Demand AJAX」プロセスで使用します。