32.6 INSERT_GEOM_METADATA_LONLATプロシージャ

このプロシージャは、経度/緯度に合った空間メタデータ・レコードを挿入し、オプションで空間索引を作成します。

構文

APEX_SPATIAL.INSERT_GEOM_METADATA_LONLAT (
    p_table_name        IN VARCHAR2,
    p_column_name       IN VARCHAR2,
    p_tolerance         IN NUMBER DEFAULT 1,
    p_create_index_name IN VARCHAR2 DEFAULT NULL );

パラメータ

表32-6 INSERT_GEOM_METADATA_LONLATのパラメータ

パラメータ 説明

p_table_name

機能表の名前。

p_column_name

mdsys.sdo_geometryの列の名前。

p_tolerance

各ディメンションの許容差値(m) (デフォルトは1)。

p_create_index_name

nullでない場合、この名前で列の空間索引が作成されます。単純な列名のみがサポートされています。ファンクションベースの索引またはオブジェクト属性の索引はエラーとなります。より複雑な要件の場合は、このパラメータをnull (デフォルト)のままにし、手動で索引を作成します。

次に示すコードは、表CITIES および列CITIES.SHAPEの空間メタデータを作成します。CITIES_IDX_SHAPEp_create_index_nameに渡すと、APIコールによって自動的に空間列の索引が作成されます。

create table cities (
    city_id   number primary key,
    city_name varchar2(30),
    shape     mdsys.sdo_geometry )
/
begin
    apex_spatial.insert_geom_metadata_lonlat (
        p_table_name        => 'CITIES',
        p_column_name       => 'SHAPE',
        p_create_index_name => 'CITIES_IDX_SHAPE' );
end;
/