26.4 INSTALLファンクションのシグネチャ2

このファンクションは、指定されたパッケージ・アプリケーションをインストールし、インストールされているアプリケーションIDを返します。次のいずれかがtrueの場合、エラーが発生します。
  • 無効なパッケージ・アプリケーションIDが渡されました。

  • 無効な認証タイプが渡されました。使用可能な認証タイプのリストについては、APEX_PKG_APP_AUTHENTICATIONSビューに問い合せてください。

構文

APEX_PKG_APP_INSTALL.INSTALL( 
    p_app_name            in varchar2,
    p_authentication_type in wwv_flow_authentication_api.t_authentication_type default null,
    p_schema              in varchar2 default null ) return number;

パラメータ

表26-4 INSTALLファンクションのシグネチャ2のパラメータ

パラメータ 説明

p_app_name

大/小文字を区別しないパッケージ・アプリケーション名。

p_authentication_type

使用する認証タイプ。NULLの場合、Oracle APEXビルダー認証が使用されます。値はapex_authentication.t_authentication_typeである必要があります。

p_schema

アプリケーションはSQL文をこのデータベース・スキーマとして解析します。NULLの場合、デフォルトでワークスペース・スキーマに設定されます。複数のワークスペース・スキーマが存在する場合、デフォルトではワークスペースに対して最初にプロビジョニングされたスキーマに設定されます。

次の例では、INSTALLファンクションを使用して、DEMOワークスペースにBug Trackingというパッケージ・アプリケーションをインストールする方法を示しています。その際、Application Expressアカウント認証でSCOTTスキーマを使用しています。

declare
    l_installed_app_id   number;
begin
    APEX_UTIL.SET_WORKSPACE( 'DEMO' );
    l_installed_app_id := APEX_PKG_APP_INSTALL.INSTALL( 
                            p_app_name            => 'Bug Tracking',
                            p_authentication_type => APEX_AUTHENTICATION.C_TYPE_APEX_ACCOUNTS,
                            p_schema              => 'SCOTT' );
end;