36.79 IR_FILTERプロシージャ [非推奨]

注意:

このプロシージャの使用は推奨されていません。このプロシージャのかわりにAPEX_IRのプロシージャを使用してください。

このプロシージャは、対話モード・レポートにフィルタを作成します。

注意:

このプロシージャはページ発行プロセスでのみ使用されます。

構文

APEX_UTIL.IR_FILTER(
    p_page_id       IN NUMBER,
    p_report_column IN VARCHAR2,
    p_operator_abbr IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_filter_value  IN VARCHAR2,
    p_report_alias  IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);

パラメータ

表36-69 IR_FILTERのパラメータ

パラメータ 説明

p_page_id

対話モード・レポートを含む、Application Expressのカレント・アプリケーションのページ。

p_report_column

フィルタ処理されるレポートSQL列名または列の別名。

p_operator_abbr

フィルタ・タイプ。有効な値は次のとおりです。

  • EQ = 等しい

  • NEQ = 等しくない

  • LT = 次より小さい

  • LTE = 以下

  • GT = より大きい

  • GTE = 以上

  • LIKE = SQLのLike演算子

  • N = Null

  • NN = NULLではない

  • C = 含む

  • NC = 含まない

  • IN = SQL In演算子

  • NIN = SQL Not In演算子

p_filter_value

フィルタ値。この値は'N'および'NN'には使用されません。

p_report_alias

カレント・アプリケーション・ページで保存したレポート別名を指定します。プライマリ・レポートにフィルタを作成するには、p_report_aliasを'PRIMARY'にするか、NULLのままにする必要があります。保存したレポートにフィルタを作成するには、p_report_aliasを保存したレポートの名前にする必要があります。たとえば、レポート'1234'にフィルタを作成するには、p_report_aliasを'1234'にする必要があります。

次の例では、IR_FILTERプロシージャを使用して、DEPTNOが30で、カレント・アプリケーションのページ1に別名'8101021'を持つ対話モード・レポートをフィルタ処理する方法を示します。

BEGIN
    APEX_UTIL.IR_FILTER (   
        p_page_id        => 1,
        p_report_column  => 'DEPTNO',
        p_operator_abbr  => 'EQ',
        p_filter_value   => '30'
        p_report_alias   => '8101021'
        );
END;