5.2 IS_AUTHORIZEDファンクション

現在のユーザーがp_authorization_nameという名前の認可を通過するかどうかを判断します。パフォーマンス上の理由で、認可の結果はキャッシュされます。そのため、ファンクションはコール時に必ず認可を評価するとは限らず、キャッシュから結果を取得することがあります。

構文

APEX_AUTHORIZATION.IS_AUTHORIZED (
    p_authorization_name IN VARCHAR2 )
    RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表5-2 IS_AUTHORIZEDファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

p_authorization_name

アプリケーションの認可スキームの名前。

戻り値

表5-3 IS_AUTHORIZEDファンクションの戻り値

パラメータ 説明

TRUE

認可に成功した場合。

FALSE

認可に失敗した場合。

この例では、"User Is Admin"という認可の結果を出力します。

begin
    sys.htp.p('User Is Admin: '||
              case apex_authorization.is_authorized (
                       p_authorization_name => 'User Is Admin' )
              when true then 'YES'
              when false then 'NO'
              else 'null'
              end);
end;