25.6 PUSH_QUEUEプロシージャ
Oracle Application Expressでは、APEX_MAIL_QUEUE
という名前の表に未送信の電子メール・メッセージが格納されます。APEX_MAIL.PUSH_QUEUE
プロシージャを呼び出して、このキューに格納されているメール・メッセージを指定のSMTPゲートウェイに手動で送信できます。
Oracle Application Expressによって、正常に送信されたメッセージのログが、サーバーのローカル時間でのタイムスタンプとともにAPEX_MAIL_LOG
に作成されます。
構文
APEX_MAIL.PUSH_QUEUE(
p_smtp_hostname IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_smtp_portno IN NUMBER DEFAULT NULL);
パラメータ
表25-3 PUSH_QUEUEのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
SMTPゲートウェイのホスト名 |
|
SMTPゲートウェイのポート番号 |
これらのパラメータの値は下位互換性を確保するために提供されていますが、各パラメータの値は無視されます。電子メールを送信する際のSMTPゲートウェイのホスト名およびSMTPゲートウェイのポート番号は、「環境設定の管理」で入力された値のみが使用されます。
例
次の例に、シェル・スクリプトを使用してAPEX_MAIL.PUSH_QUEUE
プロシージャを使用する方法を示します。この例はUNIX/LINUXインストールにのみ適用します。
SQLPLUS / <<EOF
APEX_MAIL.PUSH_QUEUE;
DISCONNECT
EXIT
EOF
親トピック: APEX_MAIL