19.13 SELECT_LISTファンクション
このファンクションは、静的選択リストを動的に生成します。APEX_ITEM
パッケージで使用可能な他のファンクションと同様に、これらの選択リストのファンクションはF01
からF50
のフォームの配列要素でフォームを生成するように設計されています。
構文
APEX_ITEM.SELECT_LIST(
p_idx IN NUMBER,
p_value IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_list_values IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attributes IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_null IN VARCHAR2 DEFAULT 'NO',
p_null_value IN VARCHAR2 DEFAULT '%NULL%',
p_null_text IN VARCHAR2 DEFAULT '%',
p_item_id IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_item_label IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_show_extra IN VARCHAR2 DEFAULT 'YES')
RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表19-13 SELECT_LISTのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
フォーム要素名。たとえば、 |
|
現在の値。この値は |
|
カンマで区切られた静的値のリスト。表示される値および戻される値はセミコロンで区切られます。 これは、 |
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追加するHTMLパラメータ。 |
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NULLの選択を有効にするための追加の選択オプション。値の範囲は |
|
ユーザーがNULLのオプションを選択すると戻される値。 |
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ユーザーがNULLのオプションを選択すると表示される値。 |
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|
アイテムに対して作成された非表示のラベル。 |
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p_valueの値が選択リストで指定されていない場合でも、 現在の値を表示します。 |
例
次の例に、Yes
を表示し、Y
を戻し、Y
をデフォルトとし、F01
のフォームのアイテムを生成する静的選択リストを示します。
SELECT APEX_ITEM.SELECT_LIST(1,'Y','Yes;Y,No;N')yn
FROM emp
次の例に、APEX_ITEM.SELECT_LIST
を使用して、次に示す条件で静的選択リストを生成する方法を示します。
-
フォーム配列要素
F03
が生成される(p_idx
パラメータ)。 -
各要素の初期値が
emp
の行のdeptno
の値と等しくなる(p_value
パラメータ)。 -
選択リストに4つのオプションが含まれる(
p_list_values
パラメータ)。 -
選択リスト内のテキストが赤色で表示される(
p_attributes
パラメータ)。 -
NULLのオプションが表示され(
p_show_null
)、このオプションによってテキストとして-Select-
が表示される(p_null_text
パラメータ)。 -
各行に対してHTML ID属性が生成され、各行の
#ROWNUM#
はカレント行rownum
に置換される(p_item_id
パラメータ)。(つまり、行4に対してf03_4
のIDが生成される。) -
各行に対してHTMLラベル要素が生成される(
p_item_label
パラメータ)。 -
deptno
の現行の値が、p_list_values
パラメータに渡されたLOVに含まれていない場合でも表示される(p_show_extra
パラメータ)。
SELECT empno "Employee #",
ename "Name",
APEX_ITEM.SELECT_LIST(
p_idx => 3,
p_value => deptno,
p_list_values => 'ACCOUNTING;10,RESEARCH;20,SALES;30,OPERATIONS;40',
p_attributes => 'style="color:red;"',
p_show_null => 'YES',
p_null_value => NULL,
p_null_text => '-Select-',
p_item_id => 'f03_#ROWNUM#',
p_item_label => 'Label for f03_#ROWNUM#',
p_show_extra => 'YES') "Department"
FROM emp;
親トピック: APEX_ITEM