3.26 SET_OFFSETプロシージャ

このプロシージャはアプリケーションのインポート中に使用されるオフセット値を設定します。このオフセット値は、Application Expressアプリケーション定義のメタデータがインスタンスの他のメタデータと競合しないようにするために使用します。新規アプリケーション・インストールの場合は、通常、generate_offsetプロシージャをコールしてApplication Expressでこのオフセット値を生成するだけで十分です。

構文

APEX_APPLICATION_INSTALL.SET_OFFSET(
    p_offset IN NUMBER);

パラメータ

表3-10 SET_OFFSETのパラメータ

パラメータ 説明

p_offset

オフセット値。オフセットは正の整数である必要があります。ほとんどの場合は、オフセットを指定する必要はなく、かわりにAPEX_APPLICATION_INSTALL.GENERATE_OFFSETをコールします。これによって、大きなランダム値が生成され、APEX_APPLICATION_INSTALLパッケージで設定されます。

次の例は、データベースから乱数を生成し、この乱数をAPEX_APPLICATION_INSTALLでオフセット値として使用します。.

declare
    l_offset number;
begin
    l_offset := dbms_random.value(100000000000, 999999999999);
    apex_application_install.set_offset( p_offset => l_offset );
end/