8.4 SET_PERSISTENT_TOKENプロシージャ

このプロシージャは、自律型トランザクションを使用してデータベース表にトークンを格納します。

手動またはカスタムPL/SQLコードで取得した資格証明ストアにトークンを格納します。資格証明ストアは、このトークンを暗号化された形式で保存して、APEXコンポーネントで使用できるようにします。トークンは、APEXセッションが存続する間格納されます。他のセッションはこのトークンを使用できません。カスタムPL/SQLコードを使用してトークンを取得すると、クライアントIDおよびクライアント・シークレットはこの資格証明ストアに格納されません。このプロシージャによって設定されたトークンのみが格納されます。

構文

procedure set_persistent_token(
    p_credential_static_id in varchar2,
    p_token_type           in t_token_type,
    p_token_value          in varchar2,
    p_token_expires        in date );

パラメータ

表8-4 SET_PERSISTENT_TOKENプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

p_credential_static_id

資格証明の静的ID。

p_token_type

トークン・タイプ: APEX_CREDENTIAL.C_TOKEN_ACCESSAPEX_CREDENTIAL.C_TOKEN_REFRESHまたはAPEX_CREDENTIAL.C_TOKEN_ID

p_token_value

トークンの値。

p_token_expiry

トークンの失効日

次の例では、値sdakjjkhw7632178jh12hs876e38..を持つOAuth2アクセス・トークンおよび失効日2017-10-31OAuth Loginに格納します。

begin
     apex_credential.set_session_token (
     p_credential_static_id => 'OAuth Login',
     p_token_type           => apex_credential.C_TOKEN_ACCESS,
     p_token_value          => 'sdakjjkhw7632178jh12hs876e38..',
     p_token_expiry         => to_date('2017-10-31', 'YYYY-MM-DD') );
end;