36.138 STRONG_PASSWORD_VALIDATIONファンクション

このファンクションは、提示されたパスワードがOracle Application Expressサイト管理者によって定義されたパスワード強度要件を満たすかどうかに基づいて、結果を書式化されたHTMLをVARCHAR2の結果で戻します。

構文

FUNCTION STRONG_PASSWORD_VALIDATION(
    p_username                    IN  VARCHAR2,
    p_password                    IN  VARCHAR2,
    P_OLD_PASSWORD                IN  VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    P_WORKSPACE_NAME              IN  VARCHAR2)
RETURN VARCHAR2;

パラメータ

表36-118 STRONG_PASSWORD_VALIDATIONのパラメータ

パラメータ 説明

p_username

現行のワークスペース内のアカウントを識別するユーザー名

p_password

パスワードの強度ルールを基準にチェックするパスワード

p_old_password

アカウントの現行のパスワード(「新しいパスワードは古いパスワードと異なること」というルールを適用する目的のみに使用されます)

p_workspace_name

現行のワークスペース名(「パスワードにはワークスペース名を含まないこと」というルールを適用する目的のみに使用されます)

次の例に、STRONG_PASSWORD_VALIDATIONプロシージャを使用する方法を示します。このプロシージャは、ユーザーSOMEBODYの新しいパスワードfooが、Oracle Application Expressのサイト管理者によって定義されたすべてのパスワードの強度要件を満たしていることをチェックします。いずれかのチェックが失敗した場合、この例では、新しいパスワードが要件を満たすことに失敗した詳細を示す書式設定されたHTMLが出力されます。

DECLARE
      l_username                    varchar2(30);
      l_password                    varchar2(30);
      l_old_password                varchar2(30);
      l_workspace_name              varchar2(30);
BEGIN
    l_username := 'SOMEBODY';
    l_password := 'foo';
    l_old_password := 'foo';
    l_workspace_name := 'XYX_WS';

    HTP.P(APEX_UTIL.STRONG_PASSWORD_VALIDATION(
        p_username                    => l_username,
        p_password                    => l_password,
        p_old_password                => l_old_password,
        p_workspace_name              => l_workspace_name));
END;