3 ワークスペースへのデータの移入

Oracle Application Expressアプリケーションを作成するには、表とデータが揃ったセットが必要です。

このレッスンについて

このレッスンでは、Oracleが提供するサンプル・データセットをインストールします。

インストールしたら、オブジェクト・ブラウザのスクリプトの出力を確認して表とデータがあることを確認します。

これらのステップでロードするサンプルの表とデータは、実際のApplication Expressプロジェクト管理アプリケーションで日々使用される情報に似ています。従業員、プロジェクトおよびカレンダのデータ・セットの一般的な情報が含まれています。

3.1 サンプル・データセットのインストール

Application ExpressのSQLワークショップには、アプリケーションを幅広く実験できるようにするサンプル・データセットがいくつか付属しています。

SQLワークショップにプロジェクト・データのサンプル・データセットをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Oracle Application Express作業領域にサインインします。
  2. 「SQLワークショップ」をクリックして、「ユーティリティ」をクリックし、「サンプル・データセット」をクリックします。

    ヒント:

    下矢印アイコンをクリックして、画面上部のタブにドロップダウン・メニューを開き、ワークスペースへのショートカットを利用することもできます。

  3. 「プロジェクト・データ」をリストで見つけて、横にある「インストール」ボタンをクリックします。
    「サンプル・データセットの管理」ダイアログが表示されます。
  4. 「次」をクリックします。
  5. 「データセットのインストール」をクリックします。
  6. 「結果」ダイアログで、新規オブジェクトを確認します。


    次のオブジェクトが作成されました。

    • SAMPLE$PROJECT_STATUS (Table)

    • SAMPLE$PROJECTS (Table)

    • SAMPLE$PROJECT_MILESTONES (Table)

    • SAMPLE$PROJECT_TASKS (Table)

    • SAMPLE$PROJECT_TASK_TODOS (Table)

    • SAMPLE$PROJECT_TASK_LINKS (Table)

    • SAMPLE$PROJECT_COMMENTS (Table)

    • SAMPLE$PROJECTS_V (View)

    • SAMPLE$PROJECTS_COMPLETED_V (View)

  7. 「終了」をクリックします。

    注意:

    「アプリケーションの作成」ボタンは、サンプル・データがロードされた「アプリケーションの作成ウィザード」へのショートカットです。
サンプル表およびデータをワークスペースに移入しました。

3.2 作成された表のオブジェクト・ブラウザによる確認

オブジェクト・ブラウザは、ワークスペースに関連付けられたOracleデータベース・スキーマに存在するすべての未加工のデータを表示します。

オブジェクト・ブラウザにナビゲートするには、次のステップを実行します。

  1. 「SQLワークショップ」をクリックして「SQLワークショップ」ホームページに戻ります。
  2. 「オブジェクト・ブラウザ」をクリックします。

    ヒント:

    すばやく操作するには「SQLワークショップ」の横にある矢印をクリックしてドロップダウン・メニューを表示します。
  3. 表のリストで、「SAMPLE$PROJECTS」を選択します。
  4. 「データ」タブをクリックします。「データ」タブには、SAMPLE$PROJECTS表の未加工の情報が表示されます。


    注意:

    データ・レポートで「編集」アイコンをクリックすると、データを直接編集できます。ただし、ここではデータを変更しないでおきます。
  5. 完了したら、ページの左上のOracleロゴをクリックしてワークスペースのホーム・ページに戻ります。
これで作業領域に完全にデータを移入できたので、新しいアプリケーションを作成できます。
次のレッスンに進みます。