第II部 エンタープライズ・デプロイメントの準備
Oracle Identity and Access Managementエンタープライズ・デプロイメントを準備するには、いくつかのタスクを実行する必要があります。オンプレミス・エンタープライズ・デプロイメントとOracle Cloud Infrastructure (OCI)デプロイメントの両方に必要な準備について学習します。
このガイドのこの部には、次の章が含まれます:
- オンプレミス・エンタープライズ・デプロイメント用のリソースの調達
オンプレミスのOracle Identity and Access Management参照トポロジを構成する前に、必要なハードウェア・リソースを調達することが不可欠です。これらのリソースには、ロード・バランサ、ホスト・コンピュータおよびオペレーティング・システムが含まれます。 - Oracle Cloud Infrastructureデプロイメント用のリソースの調達
Oracle Cloud Infrastructure (OCI)にOracle Identity and Access Managementをデプロイする前に、自由に使用できるOCIリソースが十分にあることを確認する必要があります。 - エンタープライズ・デプロイメント用のソフトウェアの調達
ソフトウェア・ディストリビューション、コンテナ・イメージ、WebLogic Kubernetes Operator、適切なコネクタ・バンドルなどの必要なソフトウェアを調達します。 - オンプレミス・エンタープライズ・デプロイメントの準備
オンプレミス・エンタープライズ・デプロイメントでは、ハードウェア・ロード・バランサとポート、ファイル・システム、オペレーティング・システムおよびKubernetesクラスタを準備します。 - エンタープライズ・デプロイメント用のOracle Cloud Infrastructureの準備
Oracle Container Engine for Kubernetesを使用してOracle Cloud Infrastructure (OCI)にIdentity and Access Managementをデプロイする場合は、デプロイメントを容易にするためにOCIを構成する必要があります。デプロイメントの実行に必要なOCIコンポーネントを作成します。 - エンタープライズ・デプロイメント用の既存のデータベースの準備
エンタープライズ・デプロイメント用に既存のデータベースを準備する場合、データベースが特定の要件を満たしていることを確認する必要があります。他のタスクには、データベース・サービスの作成、データベース内のラージ・オブジェクトに対するSecureFilesの使用、データベース・バックアップ戦略の作成などがあります。Kubernetesデプロイメントでは、データベースはクラスタの外部に存在する必要があります。