最小化された結果書込みについて
最小化された結果書込みとは、EDQによってプロセスからリポジトリに書き込まれる結果ドリルダウンデータの量にかかわる異なる種類の「ストリーミング」です。
EDQの各プロセスは、3つの結果ドリルダウン・モードのうちいずれかで実行されます。
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すべて(プロセスの全レコードがドリルダウンで書き込まれます)
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サンプル(レコードのサンプルがドリルダウンの各レベルで書き込まれます)
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なし(メトリックのみ書き込まれます - ドリルダウンは使用不可能)
プロセス内でどの処理ポイントでもすべてのレコードを必ず完全にトラッキングできるのを確認するために、「すべて」モードを使用するのは、データが小量の場合のみにしてください。小さいデータ・セットを処理するときや、少数のレコードを使用して複雑なプロセスをデバッグするときに、このモードが有用です。
「サンプル」モードは大量のデータに適しており、必ずドリルダウンのたびに限定された数のレコードが書き込まれます。システム管理者はドリルダウンごとに書き込むレコード数を設定でき、デフォルトではこの値は1000件です。「サンプル」モードがデフォルトです。
本番で実行され、ユーザーが結果にかかわる必要がないテスト対象プロセスのパフォーマンスを最大化するには、「なし」モードを使用してください。
プロセスを実行するときに「結果のドリル・ダウン」モードを変更するには、プロセス実行のプリファレンス画面を使用するか、ジョブを作成して、プロセス・タスクをクリックして構成します。
たとえば、次のプロセスは、本番でデプロイされるときにドリルダウン結果を書き込まないように変更されます。
