プロセッサの公開

構成された単一のプロセッサを他のユーザーがデータ品質プロジェクトに対して使用するために、ツール・パレットに公開できます。

次の種類のプロセッサはその構成を他のデータ・セットに対して容易に使用できるので、公開するのはとりわけ有用です。

  • 照合プロセッサ(すべての構成が識別子に基づく)

  • 解析プロセッサ(すべての構成がマップされた属性に基づく)

  • EDQで作成されたプロセッサ(設定が設定入力に基づく)

公開されたプロセッサは、ツール・パレットでもプロセスで使用するために表示され、プロジェクト・ブラウザでも表示されるので、他のEDQインスタンスへのインポート用にパッケージ化できます。

注意:

プロセッサのアイコンは公開前にカスタマイズできます。これにより、プロセッサをツール・パレットで新規ファミリに公開もできます。

構成されたプロセッサを公開するには、次の手順を使用します。

  1. プロセッサを右クリックし、「公開プロセッサ」を選択します。次のダイアログが表示されます。
    「公開プロセッサ」ダイアログ
  2. 「名前」フィールドで、ツール・パレットに表示されるプロセッサの名前を入力します。
  3. 必要な場合は、詳細を「説明」フィールドに入力します。
  4. 公開されたプロセッサのタイプを「テンプレート・プロセッサ」、「参照プロセッサ」、または「ロックされた参照プロセッサ」から選択します。
  5. 範囲: 「プロジェクト・レベル」(プロセッサは現在のプロジェクトでのみ使用可能)または「システム・レベル」(プロセッサはシステム上のすべてのプロジェクトで使用可能)を選択します。
  6. この公開されたプロセッサに関連付けられた参照データをパッケージ化するには、「参照データをプロセッサとパッケージ化しますか。」チェック・ボックスを選択します。

注意:

公開されたプロセッサに対して外部化したオプションでは、常に参照データを使用可能にする必要があります(プロジェクトまたはシステムのレベル)。公開されたプロセッサ上で外部化されないオプションは、その参照データとして公開されたプロセッサを提供するか(このオプションを選択したときのデフォルト動作)、参照データを使用可能にするように要求できます。たとえば、標準のシステム・レベルの参照データ・セットを使用するためです。