ケース・ソース管理
ケース管理の管理の「ケース・ソース管理」セクションでは、ケース・ソース定義をインポート、エクスポートおよび削除できます。
注意:
ケース・ソースはケース管理の管理では定義されません。ケース・ソースは、EDQ内でケース管理を使用するように照合プロセッサを構成する際に定義します。ケース・ソースの作成の詳細は、「ケース・ソースの構成」を、ケース管理を使用する照合プロセッサの構成の詳細は、「ケース管理を使用する照合プロセッサの構成」を参照してください。
ケース・ソース管理へのアクセス
「ケース・ソース管理」をダブルクリックします。「ケース・ソース管理」ダイアログに、定義されているケース・ソースのリストが表示されます。この画面では、次の操作ができます。
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ケース・ソース定義のエクスポート
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ケース・ソース定義のインポート
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ケース・ソース定義の複製および
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ケース・ソース定義の削除。
ケース・ソース定義のエクスポート
ケース・ソース定義をエクスポートするには、次のようにします。
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ケース・ソースを選択して、「エクスポート」をクリックします。
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次のいずれかを行います。
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ファイルをカスタム・ファイル名で特定の場所に保存するか、
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ファイルをデフォルトのファイル名でランディング領域に保存します。
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「OK」をクリックします。ケース・ソースがエクスポートされます。
注意:
ケース・ソースで動的権限が使用される場合は、ケース・ソースとともにそれらもエクスポートされます。ケース・ソースのエクスポートには、
flags.xml
も含まれます。これは、ケース管理インスタンスで使用される拡張属性のセットを定義するファイルです。これらの属性をカスタマイズするには、oedq_local_home/casemanagement
ディレクトリでflags.xml
ファイルのバージョンを編集します。
ケース・ソース定義のインポート
ケース・ソース定義をインポートするには、「インポート」ボタンを押します。
EDQランディング領域からインポートする場合は、ファイル名の指定のみが必要ですが、選択した場所からインポートする場合は、適切な場所を参照してファイル名を指定する必要があります。
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必要なラジオ・ボタンをクリックします。
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クライアント・ファイルからインポートする場合は、「参照」(「...」)を使用して適切な場所を参照します。
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インポート・ファイルのファイル名を選択または指定します。ファイル名をクリックするか(クライアント・ファイルからインポートする場合)、ファイル名領域にファイル名を入力して、ファイル名を指定できます。
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「OK」をクリックします。
ケース・ソース定義がインポートされます。インポート・ファイルに動的権限が含まれる場合は、ケース・ソースとともにそれらもインポートされます。
注意:
サーバーのflags.xml
ファイルも、ケース・ソースでエクスポートされたバージョンで上書きされます。このため、保持するflags.xml
に変更が加えられた場合、ケース・ソースをインポートする前にサーバー上で既存のflags.xmlのコピーをとって、ケース・ソースのインポート後に変更内容(ケース・ソースがエクスポートされたシステムに存在しなかったその他の拡張属性など)を再適用できるようにすることが必要な場合があります。
インポート・ファイルで指定したケース・ソースの名前がすでに存在するケース・ソースと同じ場合は、上書きするかどうかを尋ねられます。インポート・ファイルに含まれる1つ以上の権限のキーがすでに存在する権限のキーと同じ場合、既存の権限は上書きされません。
注意:
ケース・ソースを正常にインポートできるのは、インポートに使用しているのと同じバージョンのEDQからケース・ソースがエクスポートされた場合のみです。
ケース・ソース定義の複製
ケース・ソース定義を複製するには、次のようにします。
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ケース・ソースを選択して、「複製」をクリックします。「複製」ダイアログが表示されます。
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必要に応じてフィールドを編集します。同じ名前のケース・ソースを2つ持つことはできないため、「ソース名」フィールドを編集する必要があります。
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「OK」をクリックします。ケース・ソースが複製されます。
ケース・ソース定義の複製
ケース・ソース定義を削除するには、ケース・ソースの名前をクリックして「削除」をクリックします。ケース・ソースが削除される前に、処理の確認を求められます。
使用中のケース・ソースは削除できません。