クイック・スタート

次のタスクを実行することにより、Oracle Managed File Transfer REST APIを使用して、環境の設定と最初のソースの検出を行います。

ステップ1: アカウント情報の取得

Oracle Managed File Transferへのアクセスを可能にするために、アカウント管理者から適切なアカウント資格証明を取得します。具体的には、次が必要です。
  • Oracle Managed File Transferアカウントのユーザー名とパスワード。

  • Oracle Managed File TransferインスタンスのURL。

ステップ2: cURLのインストール

このドキュメント内の例では、cURLコマンドライン・ツールを使用してOracle Managed File Transfer REST APIにアクセスする方法を説明しています。

サーバーに安全に接続するには、SSLをサポートしているバージョンのcURLをインストールし、Verisign社のCA証明書に対して認証される、SSL認証局(CA)証明書ファイルまたはバンドルを指定する必要があります。詳細は、次を参照してください。

次の手順は、Windows 64-bitシステムへのcURLのインストール方法を示しています。
  1. ご使用のブラウザで、cURLホーム・ページ(http://curl.haxx.se)まで移動し、左のナビゲーション・メニューで「Downloadをクリックします。

  2. 「cURL Releases and Downloads」ページで、ご使用のオペレーティング・システムに応じたSSL対応バージョンのcURLソフトウェアを検索し、ZIPファイルをダウンロードするリンクをクリックし、ソフトウェアをインストールします。

  3. 「cURL CA Certs」ページ(http://curl.haxx.se/docs/caextract.html)に移動し、cacert.pem SSL CA証明書バンドルを、cURLをインストールしたフォルダにダウンロードします。

  4. コマンド・ウィンドウを開いて、cURLをインストールしたディレクトリに移動し、cURL環境変数CURL_CA_BUNDLEに、SSL認証局(CA)証明書バンドルの位置を設定します。次に例を示します。

    C:\curl> set CURL_CA_BUNDLE=cacert.pem

これで、cURLを使用してOracle Managed File Transferにリクエストを送信する準備ができました。

ステップ3: 最初のソースの検出

次のようなcURLコマンドを使用して、src1という名前のMFTソースを検出します。

curl -u jsmith:welcome1 -H "Content-Type:application/json"
 -H "Accept:application/json"
 -X GET http://example.com/mftapp/rest/v1/sources?searchFilter=src1