管理コンソール・オンライン・ヘルプ

前 次 新規ウィンドウで目次を開く
ここから内容の開始

Coherenceクラスタの作成


Coherenceクラスタを使用すると、データ管理およびキャッシング・サービスへのアクセスが必要なアプリケーションをホストするサーバー・インスタンスおよびクラスタ間で、アプリケーションによるデータ管理およびキャッシング・サービスの共有が可能になります。

クラスタのプロパティを構成した後、CoherenceクラスタをドメインのWebLogic Serverインスタンスまたはクラスタにターゲット設定します。

Coherenceクラスタを作成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」を展開して「Coherenceクラスタ」を選択します。

    Coherenceクラスタの概要ページでは、このドメインで作成されたCoherenceクラスタ構成が表示されます。

  3. 「新規作成」をクリックします。
  4. 構成: 全般ページで、必要に応じて次のCoherenceクラスタのプロパティ値を調整します。
    1. 名前: このCoherenceクラスタの名前。
    2. カスタム・クラスタ構成ファイルの使用: 外部のカスタム構成ファイルを使用してこのクラスタを構成するかどうかを選択して「次」をクリックします。

      ファイル・パス: 構成ファイルのファイル・パスの場所を指定します。ファイルは管理サーバーのローカルにある必要があります。「次」をクリックしてCoherenceクラスタのターゲットを選択します。

    3. クラスタリング・モード: ユニキャストまたはマルチキャストのいずれかを選択し、関連する設定を指定します。
    4. ユニキャスト・リスニング・アドレス: クラスタのユニキャスト・リスナーのIPアドレス。
    5. ユニキャスト・リスニング・ポート: クラスタのユニキャスト・リスナーのポート。有効な値は0から65535までです。
    6. ユニキャスト・ポートの自動調整: 使用中のためバインドできないユニキャスト・ポートを自動的に増分するかどうかを指定します。
    7. マルチキャスト・リスニング・アドレス: クラスタのマルチキャスト・リスナーのIPアドレス。
    8. マルチキャスト・リスニング・ポート: クラスタ・メンバーが相互に通信するために使用するマルチキャスト・ポート。有効な値は1から65535までです。
  5. 「次」をクリックしてCoherenceクラスタのターゲットを選択するか、「終了」をクリックします。
  6. 必要に応じて、このクラスタ構成にアクセスできるWebLogic Serverインスタンスまたはクラスタを選択して、「終了」をクリックします。
    新しいクラスタ構成が「Coherenceクラスタ」表に表示されます。

    ノート: すべてのCoherenceの変更に再起動が必要です。

  7. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

先頭に戻る