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Coherenceサーバーの作成


Coherenceサーバー(Coherenceデータ・ノードとも呼ばれる)は、スタンドアロン・キャッシュ・サーバーであり、キャッシュ内のデータを保持および管理するための専用のJVMインスタンスです。

ノート: Coherenceサーバー機能は非推奨であり、下位互換性のためにサポートされています。かわりに管理対象Coherenceサーバーを使用するようにCoherence層を構成する必要があります。Coherenceデプロイメント層の構成とデプロイを参照してください。

既存のドメインにCoherenceサーバーを作成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインで、「環境」を展開して「Coherenceサーバー」を選択します。
  3. 「Coherenceサーバー」表で、「新規」をクリックします。
  4. Coherenceサーバーのプロパティ・ページで、次の手順を実行します。
    1. 名前」フィールドに、サーバーの名前を入力します。

      サーバー名は、サーバーにデプロイされるアプリケーションのURLの一部としては使用されません。識別目的で使用されます。サーバー名は管理コンソールに表示され、WebLogic Serverコマンドライン・ユーティリティまたはAPIを使用している場合はこの名前でサーバーを識別します。

    2. ドロップダウン・リストから既存の「マシン」(このサーバーが実行されるWebLogic Serverホスト・コンピュータ名)を選択します。

      ノード・マネージャを使用してこのCoherenceサーバーを起動するには、マシンにサーバーを割り当て、ノード・マネージャ向けにマシンを構成する必要があります。マシンの作成と構成を参照してください。

    3. オプション。「クラスタ」に、このサーバーに関連付けられているシステム・レベルのCoherenceクラスタ・リソースを入力します。
    4. オプション。「ユニキャスト・リスニング・アドレス」に、クラスタのユニキャスト・リスナーのIPアドレスを入力します。この属性を使用すると、参照先のCoherenceクラスタの値をオーバーライドできます。
    5. オプション。「ユニキャスト・リスニング・ポート」に、クラスタのユニキャスト・リスナーのポートを入力します。
    6. オプション。「ユニキャスト・ポートの自動調整」チェック・ボックスを使用して、使用中のためバインドできないユニキャスト・ポートを自動的に増分するかどうかを指定します。
  5. 「終了」をクリックします。

    「Coherenceサーバーのサマリー」表に新しいサーバーが表示されます。

  6. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

完了した後に

(オプション)次のいずれかを行います。


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