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チェンジ・センターの使用


管理コンソールのチェンジ・センターは、ドメイン構成をロックする手段を提供します。これにより、編集セッションの間は他のアカウントが変更を行えない状態にして、構成を変更することができます。

ドメイン構成ロック機能は、プロダクション・ドメインでは常に有効になっています。開発ドメインでは有効にしたり無効にしたりできます。また、新しい開発ドメインを作成するときは、デフォルトで無効になっています。ドメイン構成ロックの有効化と無効化を参照してください。

ロックが有効になっている場合は、ロックを取得して編集プロセスを開始します。変更を完了した後、その変更を保存します。変更をアクティブにしてドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスに配信するまで、その変更は有効になりません。

構成の変更をロックしても、同じ管理ユーザー・アカウントを使用した相反する構成の編集を防ぐことはできません。たとえば管理コンソールを使用して構成の変更のロックを取得した後に、同じユーザー・アカウントでWebLogic Scripting Tool (WLST)を使用した場合、管理コンソールで開始したのと同じ編集セッションにアクセスすることになり、WLSTでの変更操作はロック・アウトされません。

ノート: セッションの1つでその変更が有効になる場合、ロックが解放され、それ以外のセッションで変更を保存または有効にできないため、これはお薦めしません。

管理コンソールを使用して変更を加えるには、次の手順が必要です。

  1. 管理コンソールの左上部にある「チェンジ・センター」をみつけます。
  2. 「ロックして編集」をクリックして、ドメインの構成の編集可能な階層をロックします。

    これにより、管理コンソールを使用して変更できるようになります。

  3. 管理コンソールの該当するページで必要な変更を行い、変更する各ページで「保存」をクリックします。
  4. 必要な変更がすべて完了した後、「チェンジ・センター」の「変更のアクティブ化」をクリックします。

完了した後に

管理コンソールで行った変更の一部は、アクティブ化するとすぐに反映されます。それ以外の変更では、変更によって影響を受けるサーバーまたはモジュールを再起動する必要があります。後者の変更は、動的でない変更と呼ばれます。動的でない変更は、管理コンソールでは「警告」アイコンで示されます。

ノート: 動的でない構成設定を編集した場合、動的な構成設定に対する編集はサーバーの再起動の後まで有効になりません。この動作は、セキュリティ・レルムに関しては例外です。レルムの自動再起動が有効になっている場合は通常、セキュリティ構成への動的でない変更をアクティブ化した後でサーバーを再起動する必要はありません。詳細は、「レルムの自動再起動を有効化」および「レルムの自動再起動の使用方法」を参照してください。


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