アプリケーションのカスタム診断モニターの作成

始める前に

アプリケーションまたはアプリケーション・モジュールにデプロイされている診断アプリケーション・モジュールに、診断監視(カスタム監視も含む)を追加します。アプリケーションのインストゥルメンテーションの構成で説明されているように、診断アプリケーション・モジュールを作成および構成します(カスタム監視の詳細は、Oracle WebLogic Server診断フレームワークの構成と使用方法のアプリケーション・スコープのインストゥルメンテーションの構成を参照してください)。

診断アプリケーション・モジュールを作成するには:

まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
左ペインで、「デプロイメント」をクリックします。
「デプロイメントの概要」→「制御」ページで、診断監視を構成するアプリケーションまたはアプリケーション・モジュールの名前をクリックします。
「[アプリケーション名またはモジュール名]の設定」ページで、「構成」→「インストゥルメンテーション」を選択します。
「このモジュールの診断監視」の下にある「カスタム監視を追加」をクリックします。
「カスタム監視を追加」ページで、「監視名」フィールドに監視の名前を入力します。
「説明」フィールドに説明を入力します(オプション)。
「場所のタイプ」フィールドから場所を選択します。「場所のタイプ」では、診断アクションがジョイントポイントから相対的にトリガーされる場所を指定します。ジョイントポイントは、クラス内の特定の場所で、メソッドやメソッド内の呼出しサイトなどを指します。
- 「前」を選択すると、診断アクティビティはジョインポイントの前で行われます。
- 「後」を選択すると、診断アクティビティはジョインポイントの後で行われます。
- 「前後」を選択すると、診断アクティビティはジョインポイントの前と後の両方で行われます。
「ポイントカット」フィールドに、ポイントカットを定義する式を入力します。ポイントカットは、ジョインポイントのセットを指定する式です。カスタム監視のポイントカットの定義、適切なポイントカット構文およびポイントカット式のルールについては、カスタム監視のポイントカットの定義を参照してください。
「OK」をクリックします。
「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。

管理コンソール・オンライン・ヘルプ

アプリケーションのカスタム診断モニターの作成