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バッチ・ランタイムの構成

始める前に

データベース管理者は、バッチ・ジョブの詳細を保持するために必要なJobRepository表を作成する必要があります。また、WebLogic Server管理者は、JobRepository表のXA対応データ・ソースを構成する必要があります。Java EEコンポーネントがバッチ・ジョブを発行すると、バッチ・ランタイムはこのデータ・ソースを使用し(該当するJNDI名を検索して取得)、JobRepository表を更新します。JDBC汎用データ・ソースの作成を参照してください。


このページでは、バッチ・ジョブの定義、実装および実行をサポートするバッチ・ランタイム(JSR 352準拠)を構成します。バッチ・ジョブは、ユーザー対話なしで実行できるタスクであり、非対話型でバルク指向の長時間実行タスクに最も適しています(これらのタスクは、リソース消費型で、順次実行またはパラレル実行が可能であり、アドホックに開始するか、スケジュールを使用して開始できます)。WebLogic Serverのバッチ・ランタイムでは、JobRepositoryとも呼ばれるデータ・ソースと管理対象エグゼキュータ・サービスを使用して、非同期バッチ・ジョブを実行します。

Oracle WebLogic Serverでのバッチ・ランタイムの構成および使用の詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバー環境の管理』バッチ・ランタイムの使用に関する項を参照してください。

バッチ・ランタイムを構成するには:

  1. まだ行っていない場合、管理コンソールのチェンジ・センターで「ロックして編集」をクリックします(チェンジ・センターの使用を参照)。
  2. 管理コンソールの左ペインの「ドメイン構造」の下で、ドメイン名を選択します。
  3. 「構成」→「全般」→「バッチ」を選択します。
    1. 「データソースJNDI名」で、バッチ・ジョブのJobRepository表にアクセスするXA対応データ・ソースのJNDI名を選択します。
    2. 「スキーマ名」に、JobRepository表が作成されたスキーマ名を入力します。

      ノート: JobRepositoryデータ・ソースがアプリケーションで共有される場合、このスキーマ名は、アプリケーションが予期するものと同じ名前である必要があります。

    3. 「エグゼキュータ・サービス・テンプレート」で、ドメインでバッチ・ジョブを実行するために使用される管理対象エグゼキュータ・サービス(MES)テンプレートを選択します。MESテンプレートを選択しない場合、デフォルトのMES (Java EE仕様の定義に準拠)が使用されます。
  4. 「保存」をクリックします。
  5. これらの変更をアクティブにするには、管理コンソールのチェンジ・センターで「変更のアクティブ化」をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります(チェンジ・センターの使用を参照)。

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